三代目JSB・ELLYは2万ドル獲得! 最強「ゲームの達人」芸能人たち
現地時間7月26日、三代目 J SOUL BROTHERSのELLYが、アメリカのニューヨークで開催されたeスポーツの世界大会「フォートナイト ワールドカップ」に出場。セレブリティゲストとプロゲーマーがコンビを組む「Pro Am」部門で、50組中27位という記録を残し、コンビで賞金2万ドルを獲得した。
世界的な人気タイトル『フォートナイト(Fortnite)』は、100人のプレイヤーが同じフィールド上で戦う、オンラインバトルロイヤルゲーム。大会を終えたELLYは「自分もゲームが好きなので、今回のワールドカップでの経験を生かして、日本に帰ってダンスもゲームも盛り上げられるように、引き続き頑張って行きたい」と語っていた。ちなみにELLYは、自身が得た賞金の全額を東日本大震災の義援金として寄付すると明かしていた。
ELLYのほかにも「どこにそんなにゲームやる時間があるんだ?」とついツッコみたくなる、ゲームの上手な芸能人は存在する。
ゴールデンボンバーの歌広場淳も大のゲーム好きアーティストとして知られる。特に格闘ゲーム『ストリートファイター』シリーズでは芸能界最強の呼び声も高い。実際、2018年8月6日に、都内で開催された芸能人のeスポーツ大会『第2回 eスポーツスターバトル チャンピオンシップ』で、『ストリートファイターV AE』部門を圧倒的な強さで優勝。歌広場は、もともと格闘ゲームのヘビープレイヤーで、小学生の頃から『ストリートファイター』など、さまざまな格闘ゲームをやりこんでいたという。現在、歌広場がeスポーツの大会に出場するようになったのは、自身のネームバリューを利用して「誰かがゲームに興味を持つかもしれない、それで人生が救われるかもしれない」からだと語っていた。多くのプロゲーマー同様、歌広場自身もゲーム業界を盛り上げようという強い思いがあるようだ。
モデルの佐藤かよのゲームの腕前も相当すごい。2010年10月28日に配信されたニコニコ生放送『ゲームのじかん 秋の特別編~ちょっとだけゲーム合宿~』で、格闘ゲーム『ストリートファイターIV』の世界一にも輝いたプロゲーマーの“ウメハラ”こと梅原大吾氏と対戦。すると、なんと佐藤がプロゲーマーのウメハラ氏に勝利するという衝撃の展開に。佐藤はこの日、ヴァイパーを使用してウメハラ氏の使うリュウと対戦。1ラウンドこそ先取されたものの、続く2、3ラウンドを取り、見事勝利をはたした。
佐藤はゲームをプレイするだけでなく、『ストリートファイター』の春麗やさくらといったキャラクターのコスプレをたびたび披露し、話題となっている。最近では、佐藤はゲームをプレイする生配信を積極的に行うなど、ゲーマーとしても精力的に活動している。
最後に、81歳とは思えないゲームのうまさを誇るのが、フリーアナウンサーの鈴木史朗。鈴木は、サバイバルホラーゲーム『バイオハザード』シリーズの猛者として有名だ。『バイオハザード4』の中にある「マーセナリーズ」というミニゲームでは、20万点を超える得点を叩き出した。当時、鈴木は「最高で20万5370点を記録しましたが、ギネスに申請すれば、70代では世界最高記録でしょう。申請するのが面倒くさいし、照れくさいし、バカバカしいからやってませんが」と発言。このミニゲームは6万点出せば一人前で、10万点いけば上級者と言われている。それだけに鈴木の出した記録が、いかにすごいかが分かる。ちなみに鈴木の1つ年上の歌手の加山雄三も『バイオハザード』の大ファンで、鈴木とはゲーム友達だと言うから驚きは尽きない。
今では、ゲームをスポーツ競技として捉える“eスポーツ(エレクトロニック・スポーツ)”が盛んになり、知名度も増してきている。今後、芸能界にもさらなる猛者が現れることを期待したい。