SMAP、アジア各国が熱望する「東京五輪で再結成」に安倍首相も動く?

日刊大衆

SMAP、アジア各国が熱望する「東京五輪で再結成」に安倍首相も動く?

「SMAPの去就は、いまや国家間の問題です。来年の東京オリンピック&パラリンピックへの出演希望が日本国内からだけでなく、アジア各国から寄せられているんです」

 そう話すのは、永田町関係者。

 来年に迫った東京オリンピック&パラリンピックにあたり、国家レベルでSMAP復活に向けた動きがあるという、驚愕の情報が入ってきた。

 2016年8月、同年12月31日をもって解散することが公式に発表されたSMAP。中居正広(47)と木村拓哉(46)はジャニーズ事務所に残留。稲垣吾郎(45)、草なぎ剛(45)、香取慎吾(42)の3人は、2017年9月、チーフマネージャーのI女史とともに新事務所の「CULEN」へ移籍し、現在『新しい地図』として活動している。

 解散以降も、中居と木村の不仲説や、中居のジャニーズ事務所退所の噂、稲垣、草なぎ、香取が長年続けていた番組の突然の打ち切りが続出するなど、元SMAPメンバーに関する報道は現在も絶えない。

 7月17日には、『新しい地図』の3人を番組に出演させないよう、ジャニーズ事務所がテレビ局に圧力をかけたとして、公正取引委員会に注意を受けていたと、報道各社が伝え、関係各所に波紋が広がった。

 公取委の注意もあってか、8月28日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)の生放送に香取が出演し、大変な反響となったのも記憶に新しい。香取が地上波の生放送に出演するのは、昨年2月3日と今年2月2日の『欽ちゃん&香取慎吾の全日本仮装大賞』(日本テレビ系)の一部生放送パートを除けば、2017年9月23日に最終回を迎えた『SmaSTATION!!』(テレビ朝日系)以来、704日ぶりだった。

「28日の『スッキリ』に出演した香取は、国際パラリンピック委員会特別親善大使として、来年8月25日に開幕する東京パラリンピックの魅力を語りました。久しぶりに地上波の生放送に出演する香取を目にし、改めて“華がある”、と感じた人も少なくなかったでしょうね」(芸能プロ関係者)

■戦後の日本芸能史上、最大の成功を収めたタレント

 香取のプレゼンの上手さもあり、『スッキリ』を見て、「来年の東京パラリンピックを生で見たい」と、声を上げる視聴者も数多くいた。また、香取が出演したこともあってか、28日の『スッキリ』第1部の視聴率は9.2%を記録し、前日の数字を1.7ポイント(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)も上回った。

「香取だけでなく、やっぱりSMAPメンバーには、それぞれ華がありますよね。戦後の日本芸能史上、最大の成功を収めたタレント、グループだと思います。『世界に一つだけの花』や『夜空ノムコウ』『ありがとう』など、子どもからお年寄りまで、誰もが知っている曲が数多くあるところが、がSMAPにかなわないと言われる大きな原因でもあるでしょうね。

 それだけ大きい存在となっていたSMAPだけに、来年の東京五輪に向けての“復活”が国家レベルで検討されているのではないでしょうか」(前出の芸能プロ関係者)

 前出の永田町関係者はこう続ける。

「もともとSMAPは『パラリンピックサポートセンター』の公式応援サポーターに任命されていて、グループ解散後も『新しい地図』の3人はそのままパラリンピックスペシャルサポーターを務めています。彼らをスペシャルサポーターに任命した、日本財団の笹川陽平会長も、ジャニーズ事務所へ公取委から注意が入ったことを受け、7月23日にブログで“早急に(元SMAPの)3人のテレビ復帰を実現させてほしい”と要請しています。笹川会長は、政財界のドンとしても知られる存在。そんな人物が動いたということもあり、東京五輪でのSMAP復活もにわかに現実味を帯びてきました。

 来年いっぱいで活動休止する嵐も、NHKの『東京オリンピック・パラリンピックの公式サポーター』に就任していますが、やはり知名度、存在感で言うとSMAPのほうが上でしょう。SMAPが解散し、その席が空いたことで、嵐は国民的グループになることができた、という見方もあります。何よりSMAPは日本のみならず、海外でも知られた存在ですからね」

■アジア各国でSMAPの人気・知名度は圧倒的

 2016年8月、SMAPの解散が公式に発表された際、イギリスの大手メディア『BBC』は、「アジア最大級のグループのひとつSMAPが、今年の年末、25年の活動を経て解散する」と、写真とともに伝えた。

 国際ニュース通信社『ロイター』は、SMAPが「アジアや中国の指導者のために歌ったこともあった」と記している。また、中国の新聞『第一財経日報』は、「SMAPのツアーがすべてなくなることで、ジャニーズ事務所には90億円の損失が出ると思われる」と掲載。シンガポールの大手新聞『ストレーツ・タイムズ』は、SMAP解散のニュースを受けて投稿されたツイートを紹介――「私はSMAPの解散なんて、信じない」。

「特にアジアでSMAPの知名度は圧倒的。東京五輪の舞台でSMAPの再集結が実現すれば、海外で五輪中継を見ている人々も喜ぶことは間違いない。アジアの国々との関係を強化したい安倍政権と、元SMAPチーフマネージャーのIさんが、間もなく水面下での交渉に入る段階だと聞こえてきています。

 SMAP復活が実現すれば、アジア各国での安倍内閣の評価も上がると見られます。“1日限り”でもいいから、SMAPを復活させるため、さまざまな動きが始まっているようです」(前出の永田町関係者)

 7月9日に逝去したジャニー喜多川氏の夢の舞台でもあった東京五輪……SMAP5人の雄姿を見たいのは、日本国民だけではない。

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