今年は9月13日!十五夜のお楽しみ「中秋の名月」に関する雑学を紹介します! (4/4ページ)
終わりに
芋豆や月も名をかへ品をかへ
松江 重頼(江戸初期の俳人)
夜空に昇る月はいつも同じなのに、時期によって呼び名が変わって面白いことだ……そんなユーモアが感じられる一句です。
ただ毎晩のように昇っている月を愛で、季節を感じる細やかな感性が、日本の文化を育んで来ました。
何かと忙しい日常の中でも、暮らしを楽しむ豊かさを持っていたいものです。
※参考文献:喜田川守貞『近世風俗志―守貞謾稿 (一) 』岩波文庫、1996年5月16日
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