「記憶を消去してもう一度見たい!」と思ってしまう衝撃の結末の映画5選 (3/3ページ)

学生の窓口

死者が見えるという共通の能力を持つ精神科医と少年が、カウンセリングを通して心を通わせていくというハートフルストーリーに思えますが、一筋縄ではいかないのがシャマラン監督作品。ラストにまさかのどんでん返しが待っています。コール役のハーレイ・ジョエル・オスメントの演技も涙を誘います。

『ゲット・アウト』(2017年)


主人公のクリスは、付き合っている恋人・ローズの実家にあいさつに行くことになります。クリスは「自分が黒人であることを相手の親は不快に思わないか」と心配しますが、幸いにもローズの両親であるアーミテージ夫妻はクリスを温かく歓迎。みんなで楽しく夕食を取りますが、アーミテージ夫妻やローズの弟の様子がおかしいとクリスは感じます。
その翌日、アーミテージ家にさまざまなお客が招かれパーティーが開かれますが、そこに集まった人たちもなぜか不気味な雰囲気。怖くなったクリスは友人に電話しようとしますが、なぜか充電が切れていて……。

アフリカ系アメリカ人の青年が、白人のガールフレンドの実家で奇妙な出来事に巻き込まれていくさまを描いたホラー映画です。人種差別を「恐怖」という視点で描いているのが特徴。さまざまな伏線を巧みに織り交ぜ、それらをきれいに回収してまさかの結末にうまくつなげるストーリーが秀逸です。


今回紹介した5本はどれも結末がすごい映画として有名です。ちょっと調べればラストシーンを紹介したwebページが出てくるので、未見の人はとりあえず検索などをせず、まず見るようにしてください。思いもよらぬ衝撃的なラストを迎えたときの驚きと感動は格別です。

(中田ボンベ@dcp)

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