ゲッツナーの防振材、14年後も新品同様:東京の109シネマズグランベリーモール 今年11月オープンの新しいグランベリーパークでも再び採用 (2/3ページ)

バリュープレス

そして2018年、パッドは取り外され、分析試験が実施されました。ゲッツナーの専門家は、材料の長期特性について詳細な評価を行いました。「この数か月間、私たちは14年使用後の材料特性をSylodyn®のデータシート値と比較するため、取り外された2個の点支持防振材を分析しました」と、日本ゲッツナー代表取締役の瓜生英樹氏は説明します。
極めて優れた長期特性
2つのサンプルは、全体の状態については良好な状態として評価でき、色、寸法、形状の面で僅かに使用劣化が見られたのみでした。材料特性については、材料試験の結果、2005年のデータシート値と比べてもほとんど変化はありませんでした。瓜生は次のようにコメントしています。「比重やショア硬度、および静的ばね定数、動的ばね定数について試験を実施しました。結果はすばらしいものでした。防振効率は96%(29dB)で、材料は防振に関する要求仕様を完璧に満たしていたのです。」
14年間の使用後も、ゲッツナーの革新的な防振材料であるSylodyn®は、設置時と比較しても機能面でほとんど変化がありませんでした。「弊社の試験は、Sylodyn®の優れた長期特性をあらためて裏付けてくれました。この材料は、建物や機械の防振材として、壁、床、天井の間を絶縁し、床や階段の衝撃音を最小化するのに適しています」と瓜生は述べています。
新しいグランベリーパークにも採用
グランベリーモールは2000年に東京郊外の南町田にオープンしました。当初は10年間の暫定利用計画でしたが、東京都内に立地する主要なアウトレットモールとして瞬く間に人気となり、2006年には109シネマズグランベリーモール IMAXが 開業しました。地域の大規模再開発のため、2018年にモールは一旦閉鎖されましたが、2019年11月にグランベリーパークが新たにオープンします。証明済みの高い効率性と長期特性を考慮して、映画館事業者は、観客に完璧な映画体験を保証するために、引き続き騒音や振動を最小化するSylodyn®の採用を決めました。

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