彼と彼女、ふたりの「気持ちのペース」が合うとき、合わないとき (2/2ページ)

ハウコレ

■3.合わなくても、バランスさえあれば大丈夫

交際前の段階から上記のような観点から気持ちのペースの合う・合わないを探っていくことが重要ですが、うまく関係を進めているカップル全員が、そんなに都合よくペースの合う者同士なんていうこともなさそうです。

例えば、「彼女は全然自分からLINEしないし、俺が『会いたい』って言うまで自分からは会いたい的なこと一切言ってくれなくて、一回そのことで大げんかになったけど、彼女は「自分から行くのすごい苦手だけど、LINEくれたりすると嬉しいよ」ってことで、自分なりに頑張ってくれていることがわかったのね。その後、俺がLINEしたりデート誘ったり、俺が彼女をリードして、彼女がついてくるっていうのが俺らなりのペースの取り方だねってことになって、もう不満に感じたりすることがなくなった」(広告/23才)

先ほどまでは「合う」と一言で言ってましたが、これは必ずしも「同じ」という狭い定義じゃありません。カップルによっては、こんなふうに片方が他方をリードするような関係性にあっても、お互いが納得して釣り合いがとれてさえいれば、それもまた、「合っている」と呼べるのでしょう。

■おわりに

彼氏と超ハイペースでLINEのやりとりをラリーしてる友達を見ると「いいなぁ、私の彼氏、一日に一回くらいしかしてくれないし」なんて一瞬思ってしまうかもしれませんが、それは早合点かもしれません。

そりゃ、何も話し合わずに最初から不満なくコミュニケーションやデートができていれば理想的ではあります。が、「自分たちは、合わないんじゃないのかな?」と不安を覚えて、そのことについて相手と話し合ったすえ、自分たちなりの解決策を見つけ出すことの方が、なんだか信頼感ある関係性になるような気がしませんか?

恋は「運ゲー」ではなく、問題解決型のレベル上げ中心のゲームで、解決すべき問題にぶち当たればぶち当たるほど、それは相手と次のレベルにいけるチャンスなんですから。(遣水あかり/ライター)

(ハウコレ編集部)

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