絶好調『ポツンと一軒家』にイライラ…「何で軽自動車で行かないの?」
日本テレビ系『世界の果てまでイッテQ!』など人気番組がそろう日曜夜の激戦区で大健闘しているテレビ朝日系『ポツンと一軒家』。9月29日放送回では視聴率20.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。
「この日の放送では、愛媛県の東部、香川県との県境にある秘境の一軒家が紹介されましたが、現地にたどり着くまでの〝酷道〟も大きな話題になりました」(テレビ誌記者)
ネット上では、
《これ、一歩間違ったら谷底に落ちるぞw》
《まじ、こんな道を運転する自信がないわ》
《運転が下手なやつは山奥には住めないなw》
《こえ~、道幅と車幅がほとんど同じじゃん!》
など、驚きの声が上がった。しかし、一方で、
《毎回思うんだけど、何で軽自動車で行かないんだろう》
《ジムニーで行けば何てことないな。スタッフ学習しろよ》
《林道に普通車で突っ込むとはな。これワザとだろ》
などと、毎回、普通自動車で現地に向かうスタッフに疑問の声も上がっている。
「今回は25キロの回り道を回避するために、3キロの険しい山道にチャレンジしましたが、結局、通り抜けることができず、小一時間かけて来た道をバックで戻る事態になりました。番組を見ている人ならば分かると思いますが、このような山間部の遠隔地に住んでいる人の車は、ほとんどが軽トラなのです。小型車とはいえ普通自動車でロケに向かうこと自体が〝秘境〟と思わせる演出になっているのです」(番組制作関係者)
我らがダイハツミラ4WDターボが火を吹くぜ!実際、山間部では軽トラの万能さは誰もが知るところ。小型で車重も軽いことから、少々の荒れた道であれば難なく走破できる。また、作業用の車なので、道に張り出した木々や石などで車体に傷が付くのも気にならない。ポツンと建っている一軒家に、わざわざ普通車で向かうこと自体が無謀と言っていい。
「スタッフの車は現地で調達したレンタカーです。一軒家に向かうまで、一般道をそれなりの距離走るため、小型車を選んでいるのでしょうが、肝心の山道で難儀するのでは本末転倒です。本来であれば、ジムニーなどの小型4輪駆動車が最適なのですが、スポンサーの関係でトヨタの小型車に乗らざるを得ない〝大人の事情〟があるのです」(同・関係者)
番組放送中、ツイッターでは〝ジムニー〟を含むツイートがトレンド入りし、
《いいかげん、スズキにスポンサーになってもらえよ!》
《ジムニーが無理なら軽の4駆を使うべきでは? 各メーカーから出てるから大人の事情は回避できるはず》
《番組好きだけど、軽を使わないことに毎回イラッとするわ》
《テレビ的に通れる通れないを加えたいんだろうな。マジ、イラつく》
《ジムニー最強なのにな。イライラ》
など、大きな反響を呼んでいる。
トヨタ以外のメーカーの車にはエンブレムにモザイクが入るなど、随所に〝大人の事情〟が見え隠れする同番組だが、このままでは視聴者の〝もやもや〟は収まりそうにない。ジムニーが無理ならば、せめてトヨタの子会社・ダイハツの4輪駆動車でもいいのでは!?
【画像】
airdone / Shutterstock