格子戸の別れ…新選組「山南敬助」の切腹の間際に彼の元を訪れた恋人・明里とはどんな女性? (3/3ページ)
「幕末のロミオとジュリエット」のような、実に切ない別れのシーンですね。
「格子戸の別れ」のエピソードが登場する『新選組遺聞』は、実際に新選組が屯所としていた八木家の子息である八木為三郎の証言を元に書かれたものです。
しかし、山南と同じ新選組幹部だった永倉新八や山崎丞の書き残した記録には、明里に関する記述は何もありません。
そのため、そもそもその存在自体が創作ではないかという説もあるくらい、明里という人物は実にミステリアスな女性なのです。
参考サイト:大河ドラマ「新選組!」のツボ
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