学園祭中止で「台風のあほ」 あまりにも正直すぎる生協の貼り紙が話題に (2/2ページ)
- 第72回九大祭 公式アカウント (@kyudaisai) 2019年10月12日
ツイッターユーザーのうえむら(@healslime1202)さんは10月14日この写真を投稿、大きな反響があった。ほかのユーザーからは、
「頑張って売り切ってください!」
「台風のあほ。が可愛いね。皆で買って助けてあげればええんやけどね」
「ガッツリ仕入れたのに玉砕した担当者の悲しみたるや...ごはん一杯食べてあげてください」
といった応援の声が寄せられている。
その後食材はどうなったのか。Jタウンネットは17日、九州大学の広報室を通して生協担当者に詳しい話を聞いた。
対象品はその日のうちに完売担当者によれば、食材は11~13日の3日間に分けて学生が受け取れるようにしていた。11日の分は引き渡したが、12、13日においてはすべてキャンセルを受け付けた。
キャンセル分の食材は原則食堂で扱ったが、傷みやすい豆腐、焼きそば麺、もやし、キャベツ、大根等の商品においては、今回の処分販売に回した。処分販売はメインダイニングのみで行っていたという。
売れ行きについて聞いてみると、
「処分販売対象品はその日(14日)のうちに完売しています。廃棄はありませんでした」
とのこと。安い値段で売っているため赤字ではあるが、廃棄がなかったのはせめてもの救いだ。
ツイッターで話題になったPOPだが、なかでも注目を集めたのが「台風のあほ」と言うワード。生協担当者はこう記載した理由について、
「正直な感想です。他意はありません」
としているとのこと。
来年は無事に開催されることを祈るばかりだ。