セイキンの救急車騒ぎは氷山の一角?人気YouTuberを襲う突然死の恐れ!
人気YouTuber・HIKAKIN(以下、ヒカキン)の実兄で、みずからもチャンネル登録者数368万人と高い人気を誇るYouTuberのSEIKIN(以下、セイキン)が10月22日、救急車で運ばれた顛末を動画で報告した。
セイキンは21日夜に強い吐き気を感じ、実際に嘔吐。悪寒と手足の震えが止まらなくなったうえに体が力が入らなくなったことで救急車を呼び、救急外来に搬送されたという。診断の結果は過度な疲労やストレスが原因のめまいということで、救急外来では専門的な検査ができないため、近日中に専門医の診察を受けるつもりだと明かしている。
そのセイキンはもともと三半規管が弱い体質だと明かしており、めまいも起こしやすかったようだ。だが今回の救急車騒ぎを軽く見るべきではないという。YouTuber事情に詳しいネット系ライターが指摘する。
「セイキンやヒカキンといったトップクラスのYouTuberであっても、動画の撮影や編集は自分の手で行っています。人気者になれば撮影場所との交渉やカメラマンなどを他人に頼むことはできるものの、最も重要な出演と編集は、やはり自分で行わないとセイキン流やヒカキン流は貫けないもの。7人組YouTuberの『Fischer’s』が9月30日放送の『深イイ話2時間SP』(日本テレビ系)に出演した際には、リーダー的存在のシルクロードが睡眠時間が2時間だと明かしていました。ヒカキンらも深夜まで編集を行う姿を明かしており、彼らの忙しさは想像を絶するレベルにあるのです」
それゆえセイキンが診断された「過度な疲労やストレス」というのは、まさに現状そのもの。それでもセイキンは、スキージャンプでインターハイ4位に入賞したアスリートだったこともあり、基礎体力が並みの32歳とは段違いなのかもしれない。ヒカキンも同様にスキージャンプ出身で30歳、Fischer’sも全員が24~25歳の同級生とまだまだ若いが、その若さを過信しては危険だというのだ。
「セイキンの一件を知ったファンからは『脳卒中とかじゃなくて良かった』との声も漏れていましたが、実際のところ若年層の脳卒中は増えています。またセイキンは結婚しているものの、多くのYouTuberは独身で、編集しながらカップラーメンを食べるなど不健康な食生活も目立っています。しかしYouTuber業界では毎日のように動画を上げ続けないとすぐに人気が落ちてしまい、実際、人気者になればなるほど日々の動画アップを欠かしません。現在はまだ業界自体が10年程度と若いのでいいのですが、ヒカキンらがアラフォーになってくるころには過労で倒れてしまったり、突然死の危険に瀕する例も出てくることでしょう。ファンとしてはYouTuberが過労で引退してしまうような例は見たくないのですが…」(前出・ネット系ライター)
無理はしてもらいたくないが、動画は毎日でも観たい。そんなアンビバレントな気持ちをファンのほうも抱かざるを得ないのかもしれない。
(金田麻有)