皇居ランナー必見!知って走ればもっと楽しい江戸城の門を紹介3「大手門」 (2/2ページ)

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そのまま桔梗壕に沿ってランニングを進めてゆくと、やがて現れるのが大手門です。

大手門は一般に開放されている皇居東御苑への入り口の一つです。現在は平日であっても東御苑を訪れる人々の行列が長く伸びていることが少なくありません。一般的に最も有名かつ、人気の高い門と言ってもいいかもしれませんね。

慶長12年(1607年)に藤堂高虎によって完成された大手門。実は江戸時代にも、門前には行列が長く伸びていたそうです。それというのも、大手門は江戸城と城下町をつなぐ正門で、五節句・八朔などはもちろん、毎月1日・15日・月末には定例登城のため、諸大名が行列でこの門の前にやって来たのです。

門に着くと、大名たちはわずかな従者たちだけを連れて中に入っていきましたから、取り残されたその他大勢の従者たちはこの大手門でずっと待機していたそう。

ちなみに、現在門の中に飾られているシャチホコは、その時に渡櫓門の屋根に飾られていたシャチホコで、江戸の明暦年間に製作されたものだそうです。

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