紅白落選…『Sexy Zone』ついに事務所が見限り“オワコン”へ
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11月14日、大みそかに放送される『第70回NHK紅白歌合戦』の出場歌手が発表され、昨年まで6年連続で出場していたジャニーズの〝セクゾ〟こと『Sexy Zone』がついに落選した。
今回、ジャニーズ事務所から「紅白」に出場するのは計5組。数自体は昨年と変わらないものの、初出場となる〝キスマイ〟こと『Kis‐My‐Ft2』がセクゾと入れ替わる形となった。
「『Sexy Zone』の初出場は2013年で、これは『嵐』初出場と引き換えに2009年から12年までバーター出場していた『NYC』の後継枠。『NYC』には故・ジャニー喜多川社長が当時、寵愛していた中山優馬が所属していたのですが、グループが13年夏に自然消滅したため、同年の紅白からはジャニー社長の新たな秘蔵っ子・佐藤勝利属するセクゾが抜擢されたのです。しかし、当時のセクゾには、お世辞にも紅白に出られるほどの知名度がなく、その後も一向に人気、知名度ともに上昇せず。国民はもちろん、ジャニーズファンからも『何でセクゾが出られるの?』『人気のあるグループは他にもある』と疑問視され、出場を喜んでいるのはセクゾのファンだけというありさまでした」(ジャニーズライター)
こう聞くと、ジャニー氏の逝去に伴い、秘蔵っ子をねじ込む〝ジャニー枠〟が消滅したことが影響したと考えられる今回の〝セクゾ紅白落選劇〟。しかし、これは落選要因の小さな部分にすぎず、真の理由は、いつまでたってもブレークしない『Sexy Zone』を事務所が見限った点にあるようだ。
もはや上がり目のない〝不人気〟グループに…「セクゾは6年間も紅白に出ておきながら、全く人気が拡大していない危機的状況です。デビュー9年目に差し掛かりながらこれといった代表曲がない上、CD売り上げはいまだに10万台。先月発売の最新シングルは両A面にもかかわらず、デビュー時期が3年も後で知名度的にも劣る『ジャニーズWEST』に負けています。ここ数年は主に日テレと組んでドラマやゴールデンのバラエティー、『24時間テレビ』のMCに起用する売り出しをしていましたが、不甲斐ないことに、そこまでしても後輩の『King&Prince』に知名度、影響力、セールス、すべての面でデビュー直後に即、抜かされてしまいました。1万人規模のアリーナ公演がやっとで、いまだにドームコンサートを行えていませんし、もうどうにもならない閉塞感が浮き彫りになっています。今回、紅白に落選したのも、こうした不人気ぶりについに耐えかねた事務所が、セクゾを国民的グループにするという育成計画を諦め、NHKにねじ込まない決断をしたためですよ。これからは一般ウケを捨て、コアなファン向けに活動を続ける細々とした上がり目のないグループになっていくでしょう」(大手レコード会社関係者)
これについては、ジャニーズの内情に詳しい有識者も、同様の見解を示している。
「ハッキリ言ってセクゾは『不甲斐ない』の一言に尽きます。〝次世代エース〟として大事に育てられてきたのに、この状況は相当にヤバいですよ。対して今回、初出場を決めたキスマイは、退社した元『SMAP』マネジャーが担当していたことから、同氏の退社後〝みそぎ〟としてプチ干され状態に陥っていた期間もあるグループ。そんな冷や飯を食らっていたグループに取って代わられてしまったのですから、セクゾの不甲斐なさはかなり際立っていると言っていいでしょう。キスマイがプチ干されだった時期とセクゾがプッシュされていた時期も、ほぼかぶっていますし、キスマイが一旦干されながらも再び這い上がった間、セクゾは一体何をしていたのかという話です」(芸能記者)
現状の「Sexy Zone」は、中島健人がバラエティーを中心に孤軍奮闘し、1人だけ知名度をアップさせ支えている状態。しかし、そのうち中島のメディア露出も減っていき、本格的な〝売れないグループ〟になってしまうかもしれない。
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