『ドッキリGP』“気絶ドッキリ”に批判続出「悪質」「人間性を疑う」

まいじつ

『ドッキリGP』“気絶ドッキリ”に批判続出「悪質」「人間性を疑う」

11月16日に放送された『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』(フジテレビ系)のとあるドッキリに対し、ネット上で視聴者の賛否が激突する事態が起きた。

問題となったのは、昨年大ヒットした映画『カメラを止めるな!』の上田慎一郎監督が考案した〝気絶演技ドッキリ〟。上田監督の新作映画『スペシャルアクターズ』の中に「緊張すると気絶する」という主人公が登場するため、この設定を引用し、同キャラを演じる俳優・大澤数人が突然気絶する仕掛け人役を務めていった。

最初のターゲットとなった女優のいとうまい子は、取材の設定で、大ファンだという記者役の大澤を笑顔で迎え入れるも、記念撮影を促されると同時に大澤が気絶すると表情が一変。慌てふためいた様子でパニック状態に陥り、ネタばらし後はリアルな気絶演技に「ぴったりの役ですね」と舌を巻いていた。

その後も芸人やアナウンサーが仕掛けられていった同ドッキリだが、アナウンサーがターゲットになった際には、「対談相手が気絶するも、生配信中なので絶対に止められない」という酷なシチュエーションも。また、元消防士芸人である『キラキラ関係』のワタリ119には、「元救急隊員として仕掛け人を手当するのか」という視点も付け加えられていった。

不謹慎派と面白い派で賛否に…

まんまと驚きを表していったターゲットだったが、目の前で人が倒れるという内容には、

《人の健康や命に関わることをドッキリに使う、その神経が私には分からない》
《テンカン持ちの人とか脳卒中とか経験した人やその家族にとって、最悪なドッキリでしょ》
《気絶ドッキリ、これで真似するクズYouTuberとか出てきたら本当にまずいよ》
《人の生死に関わるドッキリは悪質だと思います 不謹慎以前に人間性を疑います》
《医療従事者の自分からすると気絶ドッキリはまじで笑えん。あのまま死んでいくよ?》
《設定やけど生配信やからって続けるのはちょっとどうかと思うぞ… 普通なら止めてでも助けるべきでは…》

などといった批判が続出。しかし一方で、

《気絶ドッキリやばーい! 面白い》
《そもそもドッキリって大昔から「不謹慎」で「タチが悪い」ものじゃなかったっけ?》
《ドッキリなんだからそんな難しいこと考えなくてよくない?》
《ドッキリを不謹慎だー不快だーとか言ったらどうにもならんでしょ。テレビはテレビとして楽しめないと》

などの感想も上がり、ネット上では賛否が渦巻く事態となった。

今年3月、東京・町田市の公園で男が刺されて倒れる動画がツイッターに公開されたが、数日後には同動画がドッキリだったとの〝ネタばらし〟も投稿された。しかし、投稿したグループが後に書類送検されていることを考えると、系統が似た同ドッキリも配慮が足りなかったと言えるかもしれない。

【画像】

Master1305 / Shutterstock

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