妻・木下優樹菜だけでなく夫にも飛び火 夫・藤本はどうすれば事態を収められるのか? (2/2ページ)
具体的な改善策としては、まず問題行動の引き金であると思われる「ヤンキー気質」を改めることが第一だ。しかし、対人マナーに問題があって、それを認め、考え方や行動を改めるということは、もちろん本人にとって簡単ではない。変化、改善するには相当な時間とストレスがかかるものであり、維持する努力をしなければまた同じことを繰り返してしまう恐れもある。
ママタレとして家事を楽しんでいるように見えたとはいえ、家事や育児にかかる母親としてのストレスは人並みに多かっただろう。問題点の改善にかかるストレスも含め、多くのストレスがのしかかる木下にとって重要な存在となるのが、妻の心理的なサポート役としての夫・藤本である。
木下の話を聞いて悩みやストレスに寄り添いつつ、藤本自身も積極的に考え方の改善や社会常識の学習に取り組みながら、お互いの成長を促すといった役割が期待される。
そして、夫婦だけで解決が難しい場合は、支援的役割としてカウンセリング等を活用することが望ましい。
こうして時間をかけて藤本夫婦が成長し、世間から受け入れられるようになれば、事態は収束しているのではないだろうか。
文:心理カウンセラー 吉田明日香