ナインティナインにフルポン、お笑いコンビ不仲の真相
以前から不仲が噂されているお笑いコンビのナインティナインだが、実際の2人の関係について、岡村隆史が11月18日放送の『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)で言及していた。
岡村によると、相方の矢部浩之から楽屋を別々にするよう提案されたのだという。これに矢部は、楽屋で会わず本番で顔を合わせたほうが、新鮮で楽しく共演できると考えたのだと理由を説明。しかしその理由を信じられない岡村は「違う! ホンマのこと聞いた。飽きたんですって?」と矢部に詰め寄っていた。
ナインティナインは番組以外での会話がほぼゼロだというが、不仲というよりは、それがちょうどいい距離感なのだろう。しかしその一方で、単なる噂に終わらず、本当に仲が悪いコンビも多い。そこで、不仲が噂されているお笑いコンビの間柄が、本当のところはどうなのか調べてみた。
まず、ナイナイのように長年、不仲が噂されているのが、とんねるずの石橋貴明と木梨憲武。長寿バラエティ番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)の終了後、同番組の人気コーナーを特番化した『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』(同局系)には石橋しか出演せず、コンビで共演する機会はほぼゼロに。解散説まで飛び出していたのだが、実際は不仲なわけではないという。石橋がバラエティ番組への出演、木梨が絵画やオブジェなどの制作や歌手活動というように、それぞれが好きな分野を優先するようになっただけで、お互いに連絡を取り合うなど、今でも良好な関係が続いているそうだ。
最近、不仲が話題になっているのが、フルーツポンチの村上健志と亘健太郎だ。11月16日放送の『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)で、村上は相方との関係について「昔はヤバいぐらいに仲が悪かった。今は落ち着いている」と説明。しかし亘によると、村上から以前、「おまえは幸せな家来だと思え」と上から目線で言われたり、コント番組の打ち上げで泣いてしまった際には「泣くほど頑張ってねえぞ」と心ない言葉を吐かれたりするなど、一方的にキツく当たられていたという。
そうした村上の態度は一向にあらたまらないようで、この日も村上は「ネタを書いていないやつほど泣くんですよ~」と亘に毒を吐き、出演者たちのヒンシュクを買っていた。村上は否定しているが、周りから見ればこれは明らかに“不仲”確定だろう。
■アンタッチャブルは見事に復活
同番組には、アンタッチャブルの柴田英嗣も出演。女性トラブルが原因で2010年2月から1年間にわたり芸能活動を休んで以降、相方の山崎弘也との共演がなかったことから、“共演NG”が疑われていた。しかし柴田は「みんな、本当に勘違いしている。うちは本当に仲がいいんですって!」と、その噂を否定。それを証明するかのように、11月29日放送の『全力!脱力タイムズ』(フジテレビ系)で約10年ぶりにコンビでのテレビ出演が実現。さらに、2人は12月8日放送の『THE MANZAI 2019マスターズ』(同局系)で新作漫才を披露し、ファンを喜ばせていた。
実際に仲が悪いお笑いコンビもいるようだが、できればファンのためにも、楽しく共演する姿を見せてほしいところだ。