山口百恵、森昌子、ピンクレディー!70年代アイドルの「今」

日刊大衆

画像はイメージです
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 今から40年以上前、70年代にデビューして、芸能界で輝いたアイドルたちは現在、どうしているのか? 国民的スーパースターから、知る人ぞ知る幻のアイドルまで、全50人の近況を一挙紹介!

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 オーディション番組『スター誕生!』(日本テレビ系)が生んだ“花の中三トリオ”は、以後のアイドル界に多大なる影響を与えた存在だ。彼女たちは三者三様の人生を歩んでいるが、3人とも結婚をきっかけに引退した点は共通している。

 80年、俳優・三浦友和との結婚を前提に引退した山口百恵(61)は、以後、表舞台に顔を出さないことで伝説化した。

 ところが昨年、ちょっとした“事件”があった。「引退後の百恵さんは、キルト作家として活動しています。これまでも、展覧会に作品を出品することがたびたびあったんですが、昨年はキルト作品の写真集『時間の花束』(日本ヴォーグ社)が発売されたんです」(芸能記者)

 それだけではない。「この本にはなんと、本人の近影が掲載されていたんです。当然、本はバカ売れでした」(前同)これは、“芸能界復帰への布石では?”という見方もあり、気の早いメディアは、“『紅白』で電撃復帰も!”と煽った……。

 だが、大晦日のNHKホールに伝説のアイドルの姿はなかった。「近影発表はファンへの感謝のメッセージでしょうが、復帰はありえない。百恵さんは、引退時から芸能界には戻らないという信念を貫いているんです。長男の祐太朗さんはミュージシャン、次男の貴大さんは俳優で、友和さんも俳優として今も売れっ子。下世話な話ながら、経済的にも盤石でしょうしね」(同)

 一方、森進一と結婚後、芸能界を離れていた森昌子(61)は、05年に離婚し、翌
年カムバック。ところが、昨年末にひっそりと再引退した。

「“『紅白』を最後の花道に”というファンの期待もありましたが、本人にその気がなかったようです。もう慌ただしい芸能界に疲れたということなんでしょう」(芸能プロ関係者)

 なお、百恵同様、昌子の長男もミュージシャンだ。「ワールドワイドな活動をする超人気ロックバンド『ONE OK ROCK』のボーカルです。自身のレコード売り上げは百恵さんに負けていたかもしれませんが、息子のセールスは、確実に百恵さんの息子に勝っています」(前同)

 次男はテレビ関係に就職し、三男もミュージシャンとして成功している。「金銭的な不安はナシ。『せんせい』や『越冬つばめ』がもう聴けないのは残念ですが、これからは、穏やかな日常を過ごしてほしいですね」(同)

■桜田淳子、キャンディーズ、ピンク・レディーも

 一方、統一教会の合同結婚式に参加して以降、芸能活動を休止した桜田淳子(61)も3人の子どもを育てた。そして、ここ何年かで、散発的に歌手活動を再開させている。

「13年に20年ぶりにファンとの交流会を実施。また、18年は35年ぶりにアルバムをレコーディングし、銀座博品館劇場で単独ライブを開催しました」(同)

 なお、こんな朗報も。「休業中は、ふくよかな体型になり、それを週刊誌に撮られたこともありましたが、復帰後はアイドル時代のプロポーションに戻しています(笑)」(同)

 78年の絶頂期に「普通の女の子に戻りたい」と、芸能界を去っていったキャンディーズだが、3人とも一度はカムバックしている。

 ランこと伊藤蘭(65)、スーこと田中好子(享年55)、は、同じ頃(80年)に復帰し、女優として活動。ミキこと藤村美樹(64)も83年に、歌手活動を再開した。

「ただし、ミキちゃんは化粧品のCMタイアップが絡んだ限定復帰でした。すぐに普通の人に戻って、実業家の男性と結婚しています」(前出の芸能記者)

 彼女が久しぶりに公の場に姿を現したのは、11年、田中の葬儀だった。「キャンディーズは本当に仲がよかった。葬儀では、田中さんが生前に吹き込んだ肉声メッセージが流れました。“ランさん、ミキさん、ありがとう。二人が大好きでした”という部分は、涙なしには聞けませんでした」(前同)

 ミキの長女・尾身美詞は芸能界入りしている。「劇団青年座に所属する舞台女優で、声優としても活動。大ヒットしたアニメ映画『この世界の片隅に』では、主人公の義理の姉の声を演じていましたね」(同)

 一方、ランは水谷豊と結婚後も女優を続けている。また、長女は両親と同じ道を選び、趣里の芸名でテレビ、映画で活躍中だ。

 早々と解散したキャンディーズとは対照的に、ミーこと未唯mie(61)、ケイこと増田恵子(62)の2人組、ピンク・レディーは今も健在だ。

「その後、“国民的アイドル”と呼ばれるコンビ、グループはいくつかありましたが、ピンク・レディーほど社会現象化したコンビはない。それだけに、今も需要があるんです」(レコード会社関係者)

 2人は81年の解散以来、何度も再結成を繰り返したが、10年以降は解散そのものを撤回した。「昨年は、年末公開の映画『妖怪学園Y 猫はHEROになれるか』のテーマ曲となる、15年ぶりの新曲をレコーディング。映画の関連イベントにもそろって顔を出しました」(前同)

 2人とも、美貌、プロポーション、パフォーマンスともに、あの頃と変わらない。そろって歌うときは、衣装もミニスカートだ。「振付は熟練の域に達しており、一日の睡眠時間が3時間だといわれていた絶頂期より、完成度が高いのでは?」(同)

 現在発売中の『週刊大衆』2月10日号では、総勢50人の70年代アイドル&歌手の現在を掲載している。

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