「彼が大好き」な人ほど重要!「愛されて長く付き合う」ための4つのバランス (2/2ページ)
しかし、男性たちはどんぶり勘定に見えて実は「何にどれだけ使っているか」、把握しているもの。生活資金、大好きな趣味、恋人など、それぞれいくら使ったか分かっているのです。
実際、「彼女といると楽しいけど、こんなにお金を使うほどかな」「それなら趣味にもっとお金をかけたい」「どうせお金がかかるし、会うのを減らそう」という心境になる男性が増えています。
安い場所での食事や、自分からお金を出すなどの配慮で、そう思わせないようにしましょう。■4.家事と一緒にすることの分担
同棲しているカップルはもちろん、そうではないカップルも家事のバランスは重要。
家事は、料理、掃除、洗濯だけではなく、外食中に取り分けたり、お皿や服などを片付けたり、一緒に買い物した荷物を持つのも、「2人ですること」という意味では家事と似た位置づけで考えた方がいいでしょう。
「女の私がやる」「彼はこういうのが苦手な人だから」と自分で引き受けてしまう女性が多いのですが、これは逆効果。
恋人の「面倒を見る」「手間をかける」ことで愛情が増すのは女性だけではありません。
自己満足の意味も含めて「彼女にはオレが必要」と思わせるためにも、「これやって」と言えるくらいがちょうどいいのです。
今回挙げた4つのバランスに共通しているのは、対等に近い関係。「どちらかがホレていて、もう片方がホレられている」「どちらかが引っ張っていて、もう片方がついていく」という関係は、一方の心に負担をかけるだけで、愛されも長続きもしないのです。
私が日々のコンサルでアドバイスしているのは、「レンタル・バランス」という考え方。
これは「『借りたものは返す』『貸したものは返してもらう』ことで円満な関係を長続きさせる」というものです。
つまり男女は、「貸し借りのない関係性が最も心地よく、他人の入る余地がなくなる」ということ。
たとえば、「料理を作ったら、必ず片づけをしてもらう」「『ありがとう』と言われたら、『こちらこそありがとう』と言う」など、1つ1つのレンタル(貸し借り)を着実に進め、「貸しっぱなし」「借りっぱなし」のない関係を心がけましょう。
よく「無償の愛」という言葉を耳にしますが、カップルにはほとんど当てはまりません。
「貸したものをしっかり返し、借りたものをきっちり返せる女性」こそが、本当に愛されることを覚えておいてください。
(木村隆志/ハウコレ)