これも時流なのか。かつては所属タレントのネット画像掲載を一切封じ、ＳＮＳへの参入など考えられなかったジャニーズ事務所。だが、最近では現役アイドル・山下智久（３４）のインスタグラム開始を筆頭に、嵐までもがＳＮＳを解禁するなど、柔軟な対応が増えてきた。

　一方、天下の“キムタク”こと木村拓哉（４７）は現在、中国版ＳＮＳ「Ｗｅｉｂｏ」にのみ公式アカウントを開設しており、１９０万人に迫るフォロワーを有している。既に知名度の高い日本においては必要性を感じていないのかと思いきや、２月２８日発売の『エル・ジャポン』４月号（ハースト婦人画報社）のインタビューの中で、木村は「友達のインスタとかは見ている」「日本でもいつかできたらいいなとは思っていて」とインスタへの“参入予告”ともとれる意欲的な発言をしている。

「今やＳＮＳのフォロワー数は、人気や影響力のバロメーター。うまく使えば、最強のブランディングになります。インスタのフォロワー数でいえば、国内最多は渡辺直美（３２）の９０７万人、世界最多はクリスティアーノ・ロナウド（３５）の２億６００万人です。現役ジャニーズに限れば、トップは山下の４４０万人、次いで嵐の３８０万人ですが、木村がインスタに参入した場合、目指すのはソロで活躍する山下の数字になるでしょう」（女性誌ライター）

■ライバルは“身内”にもいる？

　参考までに退所組はというと、元ＳＭＡＰメンバーの「新しい地図」は５２万人、元関ジャニ∞の渋谷すばる（３８）は４４万人、錦戸亮（３５）は１０１万人、元ＫＡＴ－ＴＵＮの赤西仁（３５）が６４万人というフォロワー数になっている。

「木村が１月８日に発売したアルバムの初週売上は１２万枚超と、山下の最新アルバムの初週売上を大きく上回っています。また、最近出演したドラマ『教場』（フジテレビ系）や『グランメゾン東京』（ＴＢＳ系）も好評で、“第２のピーク到来”と各方面で評価が高まっている。『Ｗｅｉｂｏ』のマメな更新を見る限り、本人のＳＮＳポテンシャルを感じますし、地力を考えれば５００万人を超えてくることが予想されます。ジャニーズトップに躍り出るのは確実ではないでしょうか」（前同）

　一方、ライバルは“身内”にもいる。妻の工藤静香（４９）や次女のＫｏｋｉ,（１７）はいち早くインスタを開始しており、それぞれ４６万人、２０４万人というフォロワー数を持つ。とりわけＫｏｋｉ,に関しては、「女性モデル＆タレント」というくくりで見ると、国内ＴＯＰ３０にランクインする数字だ。

「Ｋｏｋｉ, がインスタで木村の存在を匂わせるたび、大きな話題を呼んでいます。本丸の木村が参入したあかつきには、“ファミリー抱き合わせ”という奥の手もアリかもしれませんね」（前同）

　かつての仲間や身内とデッドヒートを繰り広げることになるのか、はたまたぶっちぎりの一人勝ちか……。真のキムタク人気が浮き彫りになる“Ｘデー”が迫っている（数字は全て２０年３月４日現在）。