佐藤健、菅田、福士…イケメンだらけの衝撃『仮面ライダー』俳優列伝(1) (2/3ページ)

日刊大衆

演出が全体的にしんみりとした雰囲気ですので、より一層女性向けの映画に近い作品かもしれません。

 ちなみにこの作品は“世界初の実写で軌道エレベーターが登場した作品”という点でも公開当時、非常に話題になりました。SFが好きな人も1度見てはいかがでしょうか」(映画ライター)

1度に6人の佐藤健が見られる?

 2020年3月現在も火曜ドラマ『恋は続くよどこまでも』で、そのイケメンぶりが話題を呼んでいる佐藤健(30)を拝めるのが、『劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生!』(2007)だ。仮面ライダー映画では初のテレビ本編と密接に絡んだストーリーとなっているのが特徴だが、単体で見ても十分楽しめる。ただし、基本的な世界観や設定の説明は省かれているため、テレビシリーズを軽くおさらいしておくと10倍楽しめるだろう。

「簡単なあらすじを説明すると“歴史改変をたくらみ未来から来た怪人・イマジン相手に、不幸体質の青年・野上良太郎(佐藤)と善玉イマジン・モモタロスたちが立ち向かう物語”です。“ライダー”なのに電車型のタイムマシンに乗って戦う点や、イマジンを人気声優が演じていたことで2007年の放送当時から未だに根強い人気を誇ります」(特撮ライター)

「この映画は佐藤健ファンにとっては最高の作品ですよ。『電王』は個性豊かな5匹の善玉怪人を主人公に憑依させて戦う作品ですから、いろいろな人格の佐藤健が楽しめます。

 ざっくり説明すると、普段は “頼りなさげなけど強いメンタルを持つ優しげな青年・良太郎”ですが、そこに怪人が憑依することで“バカだけど憎めないヤンキーキャラ・モモタロス”、“ナルシストで人をだますのが得意な詐欺師・ウラタロス”、“涙もろくて力持ちの関西弁キャラ・キンタロス”、“ブレイクダンスが得意で無邪気ないたずら小僧・リュウタロス”、”慇懃無礼な王子様・ジーク”にそれぞれ変貌するのです。当時佐藤はデビュー間もない17歳ですが、全人格を完全に演じきっていました。『俺、誕生』ではさる事情からジークとモモタロス以外の全員が集まり、同時に仮面ライダーに変身するのです。

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