３月末をもってテレビ東京を退社し、４月以降はフリーアナウンサーが多数在籍する芸能プロダクションに所属し、フリーに転身する鷲見玲奈アナ（２９）。

　鷲見アナといえば昨年１２月の『週刊文春』（文藝春秋）で、同僚で既婚者の増田和也元アナ（３８）との不倫疑惑が報じられ、大きな衝撃が走ったことも記憶に新しい。

　不倫疑惑が報じられて以降、鷲見アナはレギュラー番組から姿を消し、出演が予定されていた１月２４日放送の『東京オリンピックまで半年　民放同時放送一緒にやろう　２０２０　大発表スペシャル』も降板している。

「昨年１２月２９日付のスポーツニッポンでは、鷲見アナが３０歳を迎える節目の年ということで、フリーになることも検討していて、周囲には“東京五輪が終わるまではテレ東で頑張ります”と意気込みを語っていたと報じています。

　東京五輪への意欲も見せていたにもかかわらず、不倫疑惑で五輪特番も降板させられ、３月末での退社を決意したともささやかれていました。ところが、３月５日発売の『週刊新潮』（新潮社）によると、鷲見アナの退社の原因は同僚アナウンサーへの不審と怒りだというんです」（芸能記者）

■密告アナは五輪に起用されず⁉

　記事によると、テレ東アナウンス部内には、報道番組、スポーツ番組、バラエティ番組など、幅広く活躍する鷲見アナに対しての“嫉妬が渦巻いていた”という。

「ある同僚の女子アナは、鷲見アナへのライバル心を隠すこともせず、“五輪キャスターは私がやったほうがいい”と周囲にアピールしていたといいます。

　その女子アナは鷲見アナの不倫疑惑を知った際、現場にいたわけでもないのに見ていたかのように周囲に拡散していたともいいます」（前出の芸能記者）

　放送作家は話す。

「テレ東内部では、その主犯格の女子アナを含め、鷲見アナをおとしめた女子アナが４人いると噂になっています。ただ、その４人とも五輪関連番組の担当に起用されることはないようです。というのも、４人の中から五輪担当を選ぶと、そのひとりが再び、鷲見アナのように迫害を受けてしまう恐れがあるからだといいます……。

　そのため、４人以外から五輪担当を起用することになるようですが、今後の人材育成なども考慮するとベテランの女子アナというわけにはいかない。そのため、“いっそのこと新人にしよう”という動きがあると聞こえてきています。それが如実に表れたのが、今回の『よじごじＤａｙｓ』ですよね」

■『よじごじＤａｙｓ』で３人を売っていく

　テレビ東京で放送されている夕方の情報番組『よじごじＤａｙｓ』（月曜～金曜、午後３時４０分～４時５４分）。

　３月１９日、２０１９年４月から３代目パーソナリティを務めていた松丸友紀アナ（３８）から、２０１９年入社の池谷実悠アナ（２３）、田中瞳アナ（２３）、森香澄アナ（２４）の３人に代わることが発表された。

　月曜と水曜を池谷アナ、火曜と金曜を田中アナ、木曜を森アナが担当する。

「新人アナの３人を東京五輪に起用するにあたって、少しでも経験を積んでもらい、お茶の間に顔を売るために月曜から金曜の夕方放送の『よじごじＤａｙｓ』に抜擢したのでしょう。テレ東の報道番組のメインといえば『ワールドビジネスサテライト』をはじめとする経済が中心の番組ですが、さすがに入社２年目の３人にはハードルが高すぎる。そのため『よじごじＤａｙｓ』ということになったのでしょう。

　田中アナは『モヤモヤさまぁ〜ず２』のアシスタントに抜擢され、すでに知名度もありますが、他の２人も五輪を前に全面に押し出していきいたいのではないでしょうか。ただ、入社２年目のアナウンサーに頼らなければならない状況……テレ東の東京五輪番組は大丈夫なのか、心配になってしまいますよね」（前出の放送作家）

　３人の新人アナが、東京五輪という大舞台で活躍することはできるのだろうか!?