大会中止に負けるな! 幻のセンバツ甲子園「金の卵」リスト (2/2ページ)
鋭く曲がるスライダーも抜群で、プロスカウトの評価は中森と双璧をなしています」(球団関係者)
野手に目を向ければ、この世代は、プロ垂涎の長距離砲が顔をそろえる。「昨年は佐々木朗希(現ロッテ)、奥川という超高校級投手が騒がれましたが、今年は投手より野手のレベルが高い」(前出のデスク)
幻のセンバツ出場組の中では、井上朋也選手(埼玉・花咲徳栄)、西川僚祐選手(神奈川・東海大相模)、西野力矢選手(大阪・大阪桐蔭)の3人が頭一つ抜きん出ているという。「井上は高校通算47本、西川は同じく53本というパワーヒッター。西野は左右に長打が打てるのが持ち味で、昨年秋の地区大会では、あの中森から逆方向にホームランを打ってます」(前同)
3人に共通するのは“右打者”だという点だ。「今、プロ球団は、どこも右の大砲を求めている。ニーズ的にもこの3人は、今後の活躍次第で上位指名もありえます」(球界関係者)
今、一番ツライ思いをしているのは球児たち。彼らの思いを胸に、夏まで応援し続けていこう。