日本テレビの水卜麻美アナウンサー（３２）が、３月２７日放送の『アナザースカイII』（金曜２３時～２３時３０分）にゲスト出演する。

　同番組は「夢の数だけ空がある」をテーマに毎回ゲストを招き、思い出の地に関するエピソードとともに、ＭＣの今田耕司（５４）と広瀬アリス（２５）が、ゲストの人生を掘り下げていくという内容だ。

「水卜アナはビートルズの大ファンで、“ビートルズの聖地”であるイギリスでの旅に密着することになるといいます。２年前に１人旅で同地を訪れた水卜アナは、そこが“人生の転機になった地”であったと明かし、さらに日テレ入社から１０年を経た今、一番ツラかった経験を『アナザースカイ』の中で打ち明けるといいます。

　ただ、局アナの水卜アナが芸能人も憧れる番組『アナザースカイ』に出演するというのは、かなり異例のことですよね。ネットには“社員の旅行に密着というのにも違和感”といった声も上がっています」（芸能記者）

　水卜アナといえば毎年恒例の「好きな女性アナウンサーランキング」で５年連続１位に輝き、２０１７年に殿堂入りを果たしている。

「その前後から、水卜アナが日テレを退社してフリーに転身するのではと、盛んに叫ばれていました。２０１７年１０月、朝の情報番組『スッキリ』のＭＣに水卜アナが就任して以降、番組も好調で、“水卜アナが同時間のライバル『とくダネ！』（フジテレビ系）のＭＣ小倉智昭（７２）に引導を渡した”とたたえられていましたね。なので、日テレ上層部は彼女が局を辞めないよう、さまざまな引き止め工作に乗り出したといいます。

　たとえば、数字が期待できる大型特番のＭＣは“水卜アナじゃないとダメ”と、モチベーションを上げるように計らい、優先的に起用することになっているようです。『アナザースカイ』への出演も水卜アナが希望したからかもしれませんが、ただ、そうでもしないと水卜アナを引き止めることができない段階に来ているということなのかもしれないですね」（芸能プロ関係者）

■２４時間マラソンのランナーも

　２０１９年５月２０日、日本テレビの定期人事異動が発表され、水卜アナが「アナウンス部副主任」に昇進した。

「ただ、水卜アナ自身、日テレで管理職をやっていくよりも“テレビの最前線にいたい”という思いでいるのではないでしょうか。昨年８月２４日と２５日放送の『２４時間テレビ４２　愛は地球を救う』（日本テレビ系）では、２４時間マラソンの第３走者を務めましたし、日テレでやれることはやり尽くしたとも言えそうです。

　彼女は、大手芸能プロダクションの幹部とも食事をする関係。今はコロナウイルス感染拡大の影響でそれどころではないでしょうが、コロナが終息していけば、年内いっぱいで日テレを退社してフリーに転身するというのは十分考えられるのではないでしょうか」（前出の芸能プロ関係者）

■唯一無二のバラエティアナに!?

　制作会社関係者は話す。

「水卜アナと仲がいい同僚の森圭介アナ（４１）はここ最近、積極的にツイッターを更新し、自身の意見を発信している。森アナは有名起業家などにかなり影響を受けていて、近く日テレから退社するのではという話もささやかれています。水卜アナも森アナに影響を受け、“局アナでいることがすべてではない”と考え始めている可能性もありますよね」

　元フジテレビの加藤綾子（３４）、元ＴＢＳの田中みな実（３３）や宇垣美里（２８）、元テレビ朝日の小川彩佳（３５）など、局アナからフリーに転身する女子アナは後を絶たない。

「加藤は昨年４月からフジテレビの夕方の報道番組『Ｌｉｖｅ　Ｎｅｗｓ　ｉｔ！』のＭＣに就任、田中は昨年発売されたファースト写真集が６０万部超えの大ヒットで、美のカリスマとして女性から憧れられる対象になりました。ただ、水卜アナがフリーになったとしても加藤や田中とはバッティングしない、独自のキャラクターを持っていますよね。

　元読売テレビアナウンサーの川田裕美（３６）は、バラエティ番組で大活躍していましたが、バラエティ対応が得意な水卜アナだったら川田以上の活躍ができるのは間違いない。何だかんだギャル曽根（３４）は根強い人気を誇っていますから、水卜アナの大食いも絶対に人気が出るでしょう。彼女はとにかくイメージが良くて、食べ方も美しいですからね」（前出の制作会社関係者）

　日テレでできることはやり尽くした感のある水卜アナが、バラエティ番組で活躍するフリーアナになる日は近い!?