さかな芸人ハットリ「オススメは“ヤリマンボウ”です」麻美ゆまのあなたに会いたい!(前編) (2/3ページ)
流行りの曲の歌詞を、すべて魚の名前に置き換えて歌うという“歌芸”で、これが今、ユーチューブで大人気なんです」
ハットリ「アハハ、ありがとうございます」
ゆま「雑誌の誌面では歌の面白さを伝えられないのが残念。ぜひ、ユーチューブで見てもらいたいです。そして、ハットリさんといえば、もう一つ。『300種類の魚を釣るまで――』のようなサバイバル企画です。どうして、やろうと思ったんですか」
■スジギンポって魚が…
ハットリ「やはり魚が好きだからですね。ただ、いきなり“300種類”に挑戦したわけではなく、最初“1か月間釣った魚しか食べません”というチャレンジから始めたんです」
ゆま「いくら魚好きといっても1か月、釣った魚だけなのはつらそう……」
ハットリ「一気に痩せますよ(笑)。で、それが成功して、次に挑戦したのが『築地で路上ライブ。投げ銭の代わりに頂いた現物の魚しか食べません』企画。さらにその後、『淡水魚20種類釣るまで釣った魚以外は食べません』。同様の企画で『東京湾100種類の魚を釣るまで――』。それらを成し遂げた集大成として、『300種類を釣るまで――』に挑んだんです」
ゆま「ふへえー。そんな歴史があったんですね。しかも、ハットリさんが素晴らしいのは、釣った魚をまずは鑑定士さんに写真で送って、種類を確認してもらっているんですよね」
ハットリ「はい。僕も魚には詳しいつもりですが、それでも見分け方の難しい魚も多いんですよね。やはり、そこは鑑定士さんに確認してもらわないと、本当に300種類食べた証拠にはなりませんから」
ゆま「真面目なんですね。それにしても300種類はすごい。日本全国を回ったんですよね」
ハットリ「はい。それこそ北は北海道から南は沖縄まで。北海道のオホーツク海では、“オオカミウオ”も釣りましたよ。非常に珍しい魚で、日本の市場にも流通していない魚です。これが、その写真になります」
ゆま「うわぁ~。