坪井アナが謝罪も不十分?“医療現場の声改ざん”騒動でテレ朝に批判の嵐 (2/2ページ)

アサ芸プラス

澁谷氏の見解が、日本でもPCR検査を増やすべきだという番組の趣旨に反するような内容だったために、最後は力技で編集してしまったのでしょうが、これは医療現場の“生の声“を聞きたいという番組企画を根本から崩してしまう行為と見られても仕方ないでしょうね」

 ネット上の視聴者の意見を見ても「いい加減にしてほしいです」「いや、わざとだろ。悪意しか感じられないよ。どう考えても」「医師が都合良いように使われたってことだね。ひどいことだと思う」などといった意味の批判の声が上がった。「SNSで個人が情報を発信できる現代だからこそ発覚した事態でもあり、澁谷氏の訴えがなければ、なんの訂正もないまま、印象操作された主張が全国に届けられていたということになります」(前出・テレビ誌ライター)

 同局では看板番組である「報道ステーション」の制作に携わる演者やスタッフからも複数人の新型コロナ感染者が出ており、一時は同局内で小さなクラスターが発生したとも報じられるなど、コロナ禍におけるゴタゴタが続いている印象だ。

 12日放送の「グッド!モーニング」では、司会の坪井直樹アナが、澁谷氏のインタビューを改めて2分以上にわたり放送し、「医療現場の声を放送につなげることをおろそかにしていた」として謝罪。さらに澁谷氏から番組に送られたメッセージも紹介され、一応コトを収めた形にしている。

 しかし、なぜそのような編集になったのかについての検証がないともネット上では指摘されている。多くの国民が情報の精度に過敏になっている中、「意図的な改ざん」はあってはならない。

(木村慎吾)

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