本日、開幕日程発表か? コロナ完治の阪神・藤浪の起用法は…メンタルだけでない心配も、チャンスが巡ってくる可能性 (2/2ページ)

リアルライブ

周囲も気を遣っているような印象を受けました」(前出・同)

 球場のざわつきに呑み込まれてしまうメンタルを思うと、チームメートとの今の距離感は懸念材料だ。
 6月19日の開幕戦が正式発表された場合、6月2日から約2週間程度の対外試合が行われるという。ペナントレース突入後は「移動・遠征」による感染を最小限に封じ込めるため、特定球団と集中的にぶつかるケースもあるという。

 「東西に12球団を分けます。例えば、東京地区だったら、巨人、ヤクルト、DeNA、中日で1カード3連戦ずつを行い、その間、西側で阪神、広島が連続して対戦するような感じになりそう」(前出・関係者)

 セ・リーグでドーム球場を本拠地としているのは、巨人と中日だけ。雨期になればパ・リーグよりも試合数を確実に消化できないリスクがあり、終盤戦の連戦に次ぐ連戦も避けられないだろう。投手は何人いても足らない状況になるので、藤浪にも絶対にチャンスが来る。その藤浪は「ユニフォームを着て野球をする喜び」を19日に語っていた。今日の彼があるのは、甲子園大会のおかげだ。センバツ、夏の大会を奪われた後輩たちにどんなピッチングを見せてくれるのだろうか。(スポーツライター・飯山満)

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