安倍政権の「コロナ対策」に世界が嘲笑!感染者激減の理由は国民習慣にあった (2/2ページ)

Asagei Biz

「ドイツ国営放送DWは『安倍政権は深刻さが欠如している』(4月15日付)と五輪開催を優先したことを批判しています」(前出・山田氏)

 米ニューヨーク・タイムズ紙には、上智大学・中野晃一教授(政治学)が「感染拡大への日本政府の対応は驚くほど無能だ」とのコキ下ろし論評を寄せる始末。

 さらに手厳しいのは、米ワシントン・ポスト紙だ。4月21日付の記事では日本のPCR検査数が少ないことについて、

「アベは強いリーダーではなく、感染症に振り回されている。圧倒的に検査が少ない。やると言って数を増やさないのは、実際の数字を知るのが怖いから。感染者数が増えることにおびえている」

 と、安倍総理の心理を鋭く分析し、容赦なくブッタ斬っている。そればかりか、安倍政権の対応を、あの9年前の惨事になぞらえるのだ。

「11年の東京から150マイル離れた福島原発での危機では、放射能のリスクを過小評価して見せたが、今回のコロナ対応はそれに奇妙なほど似ている」

 もちろん、当時の政権を「悪夢のような民主党政権」と揶揄する安倍総理にすれば、同格に扱われることがアホノマスクのそしりを受けるよりも無念に違いない。

「海外メディアは、安倍政権が感染症を抑え込むよりも他のことを優先していると批判している。説明責任を果たさない安倍政権の特性がまさにコロナ禍で浮き彫りとなりましたね」(前出・山田氏)

 世界から「無能」とレッテルを貼られた安倍政権では、五輪開催も危ぶまれる。

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