「やりたいことがわからない」となる理由 (3/4ページ)
毎日の中で、嬉しい・楽しいといったポジティブな感情が出た時と、嫌だ・やりたくないといったネガティブな感情が出た時に、どんなことがあったのかをメモします。なぜ楽しいと思うのか、なぜ嫌だと思うのかについても、理由を詳しく考えてみましょう。
これを続けていくと、次第に自分の好きなことや嫌いなことが明確になってきます。その時に注意するポイントとしては、どんな内容であったとしても、「こんなこと思っちゃいけない」と否定しないこと。ありのままの自分の気持ちを見つめてみましょう。
◇(2)やりたくないことは少しずつ止めていく
やりたいことがわからない人でも、やりたくないことは案外簡単にわかるものです。
やりたくないことばかりやっていると、好きなものを感じるアンテナが鈍くなってしまうので、「今回の飲み会は断ってみよう」「この仕事は断ろう」等、できる範囲でいいので少しずつ止めていきましょう。
やりたくなくてもやらなければならないことも多いと思いますが、どうすればやらなくても済むのかに知恵を絞りたいものです。
◇(3)「何となくいいな」と思うことはすぐにやる
最初から大好きなことが見つかるとは限らないので、「何となくいいなと思う」その感覚を大切にしましょう。少しでも気になることがあれば、取り組んでみると、次の気になることが見つかります。そうやって続けていくうちに、本当にやりたいことに出会えるようになる可能性が出てきます。
ただし、ひらめきには賞味期限があります。いいなと思ってもしばらく放置していると、何のことだったか忘れてしまいますので、ピンときたらすぐに計画に移すよう心掛けましょう。テンポよく行動に移せると自信もついてきます。
◇(4)未体験のお誘いにはとりあえず乗ってみる
未体験のことには、「面白いかどうかわからないけど、試してみようかな。もしかしたら楽しいかもしれないよね」と好奇心を持ってみましょう。