巨人、“2年目の新人”戸郷がシーズンを左右? 広島の即戦力ルーキーと明暗分かれるか (2/2ページ)

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もっとも、その戸郷の自主トレ、キャンプ、オープン戦での言動だが、“2年目の新人”とは思えないオトナの対応を見せていた。

 話は3月10日のソフトバンク戦(オープン戦)に遡る。先発マウンドに立った戸郷は、ソフトバンク打線に捕まり、被安打9失点10で4回途中に降板した。前日は昨年の日本シリーズでノックアウトを食らった屈辱を晴らしたいとも語っていた。リベンジに失敗した後に出たセリフは、「直球がシュート回転し…」という反省の弁。このコメントに対し、大量失点を許してしまった敗因を冷静に分析しており、「2年目の高卒投手とは思えない」と称賛するプロ野球解説者も多かった。

 先発投手のコマ不足というチーム事情もあるが、この戸郷が連覇のカギを握っている。本人は「今さら新人王?」の心境かもしれないが、「戸郷を勝たせてやりたい」と打線が奮起すれば、優勝争いでも広島を引き離すことができるだろう。(スポーツライター・飯山満)

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