正義の行方は?一方の情報だけがSNSで拡散され、誹謗中傷や脅迫を受けた看護師女性のケース(イギリス) (2/6ページ)

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Shopper berates carer in supermarket claiming she's 'spreading germs

・買い物に来たケアワーカー、知らない女性に注意されSNSに投稿

 5月25日、イギリスのスタッフォードシャー州にある生活用品ディスカウントチェーン『B&M』にやって来たケアワーカー(介護が必要な人に衣服の着脱・入浴・食事などの介助を行う人)のキンバリー・シンプソンさんは、買い物のために店内を回っていた。

 すると1人の女性が「制服姿のままで店に入るべきじゃない」と注意してきた。

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image credit: youtube

 キンバリーさんは嫌な気持ちになった。「自分が何をしたというの?」という思いから、その女性の姿をスマホで撮影し、SNSでシェアした。

1人の女性が、店内で私を追いかけてきて、制服のまま店に入るなと怒鳴ったの。ケアワーカーが必要品を買い求めるのはダメだっていうの?ケアしている患者の物を買いに来ただけかもしれないでしょう?

女性は、私がコロナをまき散らすと非難したのよ。マネジャーに報告するとまで言われたわ。そのマネジャーにこの件をさっき伝えたら「あなたは何も悪くない」って言ってたわよ。

私たちは懸命に仕事をしているんです。これまでケアしている患者の誰1人としてコロナには感染していません。だから、私たちのやってきていることは正しいと信じてるわ。

私が動画を撮影するまでの10分間、女性はついて回って叫び続けたわ。でも、店のスタッフは誰も私をかばってくれなかった。
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