プロ野球優勝予想「同一カード6連戦」でDeNAとソフトバンクが優利なワケ (4/6ページ)
新人監督よりも経験値の高い監督に分がありそうだ。
F ただ、それだけ無理して戦っても無観客でスタートして、7月10日から上限5000人の観客を入れるといっても明らかに収入は大幅減。8月には球場の収容人数の半分まで入れていいことになっているけど、チケット収入がその程度では球団の赤字は確定。活躍しても年俸が上がる保障はない。選手のやる気にも直結するし、メジャーみたいに年俸闘争が起こるか。
B 各チームの収益が何%減か算出して、NPBから選手サイドに泣いてもらうよう要請するしかないだろう。
A 実入りがなければ出せるものもない。
C 新たに年俸固定型の複数年契約を結ぶことはなくなるかもしれません。あまりにもデメリットが大きいと、今回判明しましたからね。
B 大打撃を受けるのは、今オフにメジャー挑戦を目指す選手たちも同様だよ。菅野とか千賀とか別格の評価を受けていればまだしも、例えば日本ハムの西川遥輝(28)や有原航平(27)など、前評判でもとりわけ注目されているわけではない選手にまで目が向く状況じゃないからね。
A メジャー自体が、減額する「年俸問題」で1カ月近くモメている。減額を拒否している選手もいるぐらいだから、海外から来るやつに金を払っている場合じゃない。たとえ別格の評価を受けている選手でも、大型契約は難しいだろうね。
─日米関係なく、球界の懐事情はお寒いかぎりですね。さらに、ゾクッとするのが秋口に懸念される新型コロナウイルスの第2波、第3波ですが‥‥。
C 順調に規制が緩和されれば、9月頃に入場制限が解除されて、球場は満員御礼を迎えるでしょう。ただし、同じタイミングでコロナが再流行する可能性は否定できません。球場内で未曾有の感染クラスターを形成するおそれがあります。
B 潜伏期間もあるから、感染で騒がしくなる頃には打つ手なしで手遅れだろうな。延期した東京五輪への影響も避けられない。