渡辺麻友がご立腹!?「静かに卒業」が許されず…引退大狂騒!
6月1日、“まゆゆ”こと元AKB48の渡辺麻友(26)が芸能界を引退したと、彼女の所属事務所から発表があった。
渡辺は5月末をもって事務所を退社。本人から「健康上の理由で芸能活動を続けていくことが難しい」という申し入れがあり、本人の意思を尊重し契約を終了し、芸能活動に終止符を打つことになったという。
渡辺は2006年の「第三期AKB48追加メンバーオーディション」に合格し、2009年にスタートした「AKB48選抜総選挙」では常に上位にランクインし、2014年の総選挙では当時、選抜総選挙史上最多となる15万9854票を獲得し、初の1位を獲得。
2017年大みそかに放送された『第68回NHK紅白歌合戦』でグループを卒業するまで、トップクラスの人気メンバーとしてメディアへの露出も多かった。
「渡辺さんの電撃引退にファンのみならず、芸能界も騒然。AKB48は“恋愛禁止”とされる中、多くのメンバーに男性スキャンダルが報じられました。その中にあって渡辺さんはノースキャンダル貫き、“王道アイドル”として人気を博しました。
そのプロ意識の高さは業界内でも評判で、音楽番組『UTAGE!』(TBS系)で長年、彼女と共演してきた元SMAPの中居正広さん(47)も、自身のラジオ番組で“アイドルの中のプロっていうかな。アイドルっていう中で、スゴくプロを感じた”と賛辞を送っているほどです」(アイドル誌ライター)
■不本意な“引退フィーバー”
渡辺の引退発表後、高橋みなみ(29)はラジオ『高橋みなみの「これから、何する?」』(TOKYO FM)で「忙しい日々だったと思うので心と体を休めて元気になってほしい」と、小嶋陽菜(32)はツイッターを更新し「アイドルとして一度もみんなの期待を裏切ることなく走り抜けた麻友ちゃんは、私たち48グループの誇り」とつづるなど、かつての“神7”メンバーも渡辺をねぎらった。
渡辺は今年1月1日、ツイッターに「あけおめ」と投稿して以降、SNSへの投稿がストップしていた。それが、芸能界引退が発表された6月1日、
「私事ではありますが、5月31日付けで長年お世話になりました事務所を退所し、芸能のお仕事を離れる運びと致しました。これまで関わって下さった皆様、応援してくださった皆様、誠にありがとうございました! 世間ではまだ大変な状況が続きますが、皆様くれぐれもお身体にはお気をつけ下さい」
とツイート。しかし、このメッセージを投稿したあと、渡辺のSNSはすべて削除され、公式サイトも閉鎖された。
「彼女は、ファンに最後のメッセージを送り、そのまま静かにフェイドアウトするように引退していきたかったそうです。ところが、各スポーツ紙が一面で報じ、週刊誌も渡辺さん引退の特集を組んだ。またテレビでも多くの情報番組やワイドショーが彼女の引退を大々的に伝え、各界の著名人もその功績について言及しました。
そういった一連の“引退フィーバー”も、渡辺さんにとっては本意ではなかったみたいですよ」(前出のアイドル誌ライター)
■まゆゆが悲しんでいる!?
芸能プロ関係者はこう話す。
「引退大狂騒の中、スポーツニッポンが『~ありがとうまゆゆ~スポニチ秘蔵写真パネルをプレゼント!』というキャンペーンの実施をアナウンスしたんです。これは、スポニチがいままで撮影してきた渡辺さんの秘蔵写真をパネルにして応募者から抽選してプレゼントする、という企画なのですが、どうやらいざこざがあるとか……。渡辺さんの所属していた事務所は、この企画を聞いていなかったと言ってるそうなんです。
ただ、さすがに大手スポーツ紙のスポニチが許可を取らずにこのようなキャンペーンを実施することはないはず。周囲では“どこかで行き違いがあったのではなはいか”と見ているようです。渡辺さん本人も今回のいざこざを悲しんでいる、とも聞こえてきています。ただ、それはこの一件に限った話ではなく、引退が大騒ぎされてしまったことに対してだといいますが」
アイドル道を全うし、芸能人生に終止符を打った渡辺。引退後の今、彼女の体調回復と平穏な生活が続くことを願いたい。