内村光良、“離反”手越を救う優しさの裏に自身の「出入り禁止過去」!
6月19日付でジャニーズ事務所を退所した元NEWSの手越祐也(32)について、『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)で共演していた、ウッチャンナンチャンの内村光良(55)が言及した。
「6月28日付の『週刊女性PRIME』に、内村が取材に応じた際のコメントが掲載されました。6月23日に行われた手越の記者会見も見たと明かしたほか、退所後に“また宮川くんたちと3人で、どこかの国のお祭りにいけたらいいね”とのメールを送っていたとも話しています。23日の会見で、『イッテQ』について、ノーギャラでも出たいと話していた手越ですが、これについても、“そういう機会があることを願ってます”とコメントしていました」(芸能記者)
手越の退所には、6月25日放送の情報番組『バイキング』(フジテレビ系)でタレントの薬丸裕英(54)が「グループを辞める時ってのは皆さんへの感謝の気持ちを伝える伝え方ってのがあるんですよ」などと批判。
さらに同日放送の『バラいろダンディ』(TOKYO MX)でも、梅沢富美男(69)が会見について、「事務所の話を引き合いに出すのは卑怯だと思う。なぜかというと、この芸能界というものを知っていてそれを言ったんだったら、とんでもないガキだね」と酷評した。
「ワイドショーでも、手越の会見の内容や退所について、厳しい批判が寄せられることもありました。それらと比較すると、内村のコメントは『イッテQ』を離反したとも言える手越に対して、すごく優しく、温かい内容ですよね。ベッキー(36)の不倫騒動のときもそうでしたが、内村は道を踏み外してしまったタレントにも、必ず手を差し伸べてくれますね」(前出の芸能記者)
■“ゲス不倫”ベッキーにも声掛け!
ベッキーは、ロックバンド・ゲスの極み乙女。の川谷絵音(31)との不倫交際が2016年1月発売の『週刊文春』(文藝春秋)で報じられ、一時休業。レギュラー出演していた『イッテQ』も離れることになった。
「当時、ベッキーに対する世間のバッシングは非常に大きいものでした。彼女を擁護するにも、リスクがあるような状況だったのですが、2016年2月21日放送の『イッテQ』で内村が“ベッキー!今うちはこんな状態だ!”と呼びかけたんです。ベッキーの代役でコーナー紹介を行っていた出川哲朗(56)が、タイトルの読み間違えなどミスをして、グダグダに。そのときに出てきたアドリブの台詞ですが、内村なりに、ベッキーのことを想っての発言だったのではないでしょうか」(前出の芸能記者)
内村は手越に対しても同様に気遣いを見せた。
「手越の芸能活動自粛が発表されて、最初の放送となった5月31日の『イッテQ』で内村は、“1人欠けておりますが、申し訳ございません”と深々とお辞儀。名前こそ出さなかったものの、手越のことを指していたのは間違いない。視聴者に対して、何も言わずにフェードアウトさせるのは失礼だ、と内村が考えたのかもしれませんが、手越への気遣いもあったと思います」(前同)
不祥事タレントを優しくフォローする内村。
「おそらく、内村さんも世間の批判の矢面に立った経験があるからではないでしょうか。妻の徳永有美さん(44)との不倫報道が出たときは、大変だったと思いますからね……」(制作会社関係者)
■事実上の出禁に
内村と徳永のスキャンダルが発覚したのは2003年のこと。徳永は、同期入社のディレクターと2001年7月に結婚していたため、内村とは不倫関係だった。
「徳永さんは、不倫の影響で当時担当していた『内村プロデュース』と『スーパーモーニング』(いずれもテレビ朝日系)を降板させられてしまったんです。そして、『内村プロデュース』も、好調だったにもかかわらず2005年9月に放送が終了し、スキャンダルが原因で終わってしまった、とも囁かれました。
徳永さんは、2003年9月に離婚し、2005年に2人は結婚。子宝にも恵まれ、一時はテレ朝から離れていた徳永さんも今では、ニュース番組『報道ステーション』(テレビ朝日系)でキャスターを務めるまでになりました」(前出の制作会社関係者)
結婚から15年。もう過去の話として片付けられていてもおかしくないのだが、
「内村さんのテレ朝への“出禁状態”は続いていますよね。徳永さんの元夫は今でも、テレ朝の局員ですからね。昔の話とはいえ、お互い顔を合わせるのは気まずいと思います。ただ、テレ朝としては内村さんの出演がNGというわけではなく、むしろ大人気MCである彼にレギュラー番組を持ってほしいとも言われていますよね。そのために妻の徳永さんを『報道ステーション』に戻したと。
ですが、テレ朝に出演すれば、過去の不倫の話が出てしまうでしょうし、やはり内村さんとしてはオファーがあっても受け入れにくいのかもしれませんね」(前同)
現在までつながる痛い出来事を乗り越えて、芸能界のトップに駆け上った内村。
「内村さんもかつて不祥事の当事者でしたから、ベッキーや手越の気持ちが痛いほどわかるのでしょう。多少のリスクがあっても放っておけない。内村さんのように味方をしてくれる人がいるのは、タレントとしても心強いのではないでしょうか」(同)
過去の経験を噛み締めて、救済に走る。内村が慕われる要因の1つなのだろう。