新型コロナウイルスの影響で、公開延期が発表されていた、長澤まさみ（３３）、東出昌大（３２）、小日向文世（６６）らが出演する映画『コンフィデンスマンＪＰ　プリンセス編』の公開日が７月２３日に決定した。

「当初、映画は５月１日公開予定で進められていました。ところが今年１月、メインキャストの東出と唐田えりか（２２）の不倫関係が報じられ、映画を製作するフジテレビは、公開直前になって映画の宣伝方法や宣伝スケジュールの組み直しに大慌てだったといいます。

　しかし、新型コロナウイルスの影響で公開が７月に延期。通常の場合は痛恨のはずですが、『コンフィ』関係者にとっては、プラスに働いた可能性があります。宣伝方法やスケジュールをしっかり組み直すことができましたし、東出の不倫発覚から数か月が経過し、世間の風当たりも穏やかになりましたからね」（制作会社関係者）

■アンジャ・渡部のおかげで復活!?

　７月７日発売の『女性自身』（光文社）によると、現在、東出のもとには多くのオファーがあるという。

「今回のゲス不倫騒動をきっかけに、東出は“主演クラスじゃないとダメ”という制約がなくなり、キャスティングのハードルが下がったことが１つの理由だといいます。さらにもう１つ、６月１１日発売の『週刊文春』（文藝春秋）が報じたアンジャッシュ・渡部建（４７）の“多目的トイレ不倫”騒動が大きかったんです。渡部の不倫の内容に比べると“東出のほうがまだマシ”と感じる人も多く、東出に対するバッシングが弱まりつつあるんです。

　実際、東出も完全に吹っ切れた様子で、今ある仕事に取り組んでいるそうです。最近では『コンフィデンスマンＪＰ』の宣伝番組やイベントに長澤、小日向とともに登場していますよね」（前出の制作会社関係者）

　３人は６月１２日放送の『めざましテレビ』に出演。東出は「みんな、笑いに来てくれればと思います」とコメント。６月１５日には『ノンストップ！』（ともにフジテレビ系）でもインタビューＶＴＲが放送され、映画の情報に加えて「外出自粛中にハマッたこと」など、プライベートにも言及した。

　また、７月５日には長澤、東出、小日向に加え、小手伸也（４６）が、映画の生配信イベントに出席。イベントは作品のファン１００人をオンラインでつないだオフ会形式で開催され、長澤は外出自粛期間中にオンライン飲み会を体験したと話し、東出は「僕はオンラインの人狼ゲームに友達に誘われて参加しました」とも語っている。

■唐田ゲス不倫＆下北的ノリ不倫

「イベントなどでは、もう不倫のことなどなかったかのように振る舞っていたそうですが、生配信イベントで“不倫絡み”の話になった際は、“下北的ノリ不倫”が報じられた小手とともに苦虫をかみつぶしたような、何とも言えない顔をしていたといいますよ」（前同）

『コンフィデンスマンＪＰ』は、２０１９年公開の映画第１弾が、興行収入約３０憶円の大ヒットとなり、早々に続編の製作が決定。また、第２弾の『プリンセス編』の公開前にすでに第３弾の製作の計画も進んでいたという報道もある。

「ところが、『プリンセス編』の公開直前に東出のゲス不倫が報じられ、第３弾がなくなる可能性もささやかれ、また東出を外すことが検討されていた。しかし、主演の長澤が“この映画は３人じゃないと”と感じているため、東出の続投が決まったと『女性自身』では伝えています」（女性誌記者）

　芸能プロ関係者は話す。

「第３弾は、２０２１年の３月から４月にハワイでロケを行うことが決定したといいます。ハワイでの撮影を希望したのは長澤で、彼女は２０１８年公開の映画『５０回目のファーストキス』でハワイを訪れていますが、相当ハワイを気に入っているようです。主演の長澤の言うことは絶対なんでしょうね。そして東出、小手も変わらず出演することになるという話ですよ」

『コンフィデンスマンＪＰ』第３弾では、ハワイで不倫コンビが大活躍する!?