平野紫耀のドラマひと桁、岸・空回り…「キンプリは嵐になれない!」評価

日刊大衆

King&Prince(高橋海人、岸優太、平野紫耀、永瀬廉、神宮寺勇太)
King&Prince(高橋海人、岸優太、平野紫耀、永瀬廉、神宮寺勇太)

 国民的グループ・の活動休止まで半年を切った。

 活動休止後を見据え、ジャニーズ事務所は“ポスト嵐”の育成や売り込みに注力している。ポスト嵐の最有力候補として名前が挙がっているのがKing&Prince(キンプリ)だろう。

 メンバーの平野紫耀(23)はSexy Zone中島健人(26)とともに、日本テレビ系のドラマ『未満警察 ミッドナイトランナー』で主演を務めているほか、岸優太(24)も同局の『24時間テレビ』のメインパーソナリティーに抜擢されている。

 7月6日、『24時間テレビ』の制作発表会見に出席した岸は冒頭のあいさつで、早口で「よろしくお願いします!」とまくし立て、キャプテンを務めるV6井ノ原快彦(44)から「岸くんの“よろしくお願いします”は、何であんな短いの?」とつっこまれ、岸は「ちょっと緊張で、心拍数が口に出てしまいました」と応じた。

「ポスト嵐の最右翼として注目が集まるキンプリですが、実は関係者の間では“キンプリでは嵐の代わりはちょっと……”ともっぱらなんです。というのも、『未満警察』は第1話の視聴率が11.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と2桁を記録したものの、第2話は9.0%、7月11日放送の第3話は8.4%。

 中島と平野というジャニーズの超人気若手2人の主演で、放送前には各番組で大々的に番宣をしたにもかかわらず、視聴率が1桁台。会見での岸の空回りっぷりも話題になりましたが、関係者の間では“ファンは騒いでるけど、数字をそれほど持っていないよね”という評価ですね」(制作会社関係者)

■嵐の後番組はどのグループに!?

 キンプリは2018年5月発売のデビューシングル『シンデレラガール』が売り上げ57.7万枚を記録。『未満警察』の主題歌にも採用されている6月10日発売の『Mazy Night』も51.8万枚を記録し、デビューから5作連続の初週30万枚超えという快挙を成し遂げている。

「『シンデレラガール』と『Mazy Night』は50万枚を超えましたが、2ndシングルの『Memorial』や3rdシングルの『君を待ってる』は40万枚といった具合に売り上げを落としていた。他のジャニーズグループに比べれば、十分すぎる売り上げではあるのですが、キンプリの人気は現状では“ファンどまり”なんです。

 テレビ局が重視しているのはキンプリが嵐のあとに冠番組を持てるかどうか。日本テレビ系『嵐にしやがれ』とフジテレビ系『VS嵐』終了後、ジャニーズ事務所としては、その2番組は“ジャニーズ枠”と考えて、自社のグループに番組を持たせたいと考えている。

 そうなるのは間違いないでしょうが、テレビ局サイドとしては“キンプリでは力不足”と考えているようです。嵐も『嵐にしやがれ』に至るまでに『真夜中の嵐』から10年かかっている。キンプリはまだデビュー2年ですから嵐の足元にも及んでいない、局地的な人気、とった評価だと聞こえてきています」(前出の制作会社関係者)

■V6、関ジャニ∞も動き出し……

 芸能プロ関係者は話す。

「キンプリの“足りなさ”をフォローするかのように、ベテラングループが活動を活発化させている印象です。V6がデビュー25周年ツアーを計画したり、特番『V6の愛なんだ2020』の放送が今年も決定しました。関ジャニ∞も4月から新番組『関ジャニ∞クロニクルF』(フジテレビ系)が始まり、メンバーのドラマ出演など活躍が目立ってきています。

 ジャニーズ事務所は嵐に次ぐファンクラブ会員数、コンサート動員数を誇る関ジャニ∞をしばらくの間、ポスト嵐としてプッシュしていく方針だといいますね。

 テレビ局もそうですが、ジャニーズ事務所もキンプリがすぐに嵐のようなグループになれるとは思っていないということがうかがえます。数年間は国民的グループ不在のまま、ジャニーズ事務所を挙げてキンプリの成長をバックアップすることになるのかもしれませんね」

 数年後、キンプリはSMAP、嵐に次ぐ国民的グループになることができるのだろうか?

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