坂上忍、“王様“MC剥奪、舎弟・榎並アナ降板で他局が戦慄する理由!

日刊大衆

坂上忍
坂上忍

 フジテレビの伊藤利尋アナウンサー(48)が、10月より『バイキング』(月~金曜11時55分)でMCを務めることが明らかになったと、7月31日の『スポニチアネックス』が報じている。

 9月末をもって安藤優子(61)と高橋克実(59)がMCを務めている午後の情報番組『直撃LIVE グッディ』が終了するのに伴い、『バイキング』が1時間延長。14時45分まで放送枠を拡大することが以前より報じられていた。

 記事によると、10月のリニューアル以降は現在MCを務めている坂上忍(53)とともに伊藤アナが“ダブルMC”として番組を引っ張っていくという。

「リニューアルに伴い、バラエティ番組を制作する編成制作局制作センター第二制作室が担当を外れ、ニュースや情報番組などを手掛ける情報制作局が番組制作を手掛けることになるといいます。

『グッディ』を担当していたスタッフはそのまま、『バイキング』にスライドすることになるようです」(制作会社関係者)

 現在『バイキング』で進行役を務めている榎並大二郎アナ(34)は番組から降板する方向で調整中だと『スポニチアネックス』では伝えている。

■伊藤アナは監視役!?

「榎並アナが外れ、伊藤アナがダブルMCに就任するのは、坂上さんや『バイキング』に出演中のコメンテーターに好き勝手させないためだという話ですね。坂上さんをはじめ、元宮崎の東国原英夫氏(62)、元経済産業省官僚の岸博幸氏(57)らは、番組内で積極的に安倍政権批判を展開していました。フジテレビ上層部、さらに政府官邸サイドもこれを問題視しているといいます。

 フジテレビ上層部はそういった『バイキング』の“行き過ぎた感”や“バランスの悪さ”を抑え込みたいと考えている。榎並アナは坂上さんの“舎弟”のような立ち位置で、坂上さんやコメンテーター陣の発言を制したり、番組をコントロールすることができていませんでした。

 一方の伊藤アナは、フジテレビの男性アナウンサーではトップクラスの進行力やアナウンス能力の持ち主。現在は『とくダネ!』でサブMCを務めていますが、MCの小倉智昭さん(73)や社会学者の古市憲寿さん(35)が行き過ぎた発言をした際にも、しっかりといなすこともできています。

 10月以降は上層部の意向も汲み取った伊藤アナが、『バイキング』の中でバランスを取る役割を果たし、番組を引き締めることになるのではないでしょうか。“お台場の帝王”として君臨してきた坂上さんですが、10月以降、その牙が折られることになるとも言われていますよね」(前出の制作会社関係者)

■『グッディ』には取材力があった

 坂上の売りであるはずの舌鋒の鋭さが抑え込まるかもしれないという『バイキング』。10月以降、厳しい戦いになりそうだが、ワイドショー関係者はこう話すのだ。

「正直、10月以降の『バイキング』を脅威に感じているワイドショー関係者は少なくないんです。まず、『グッディ』のスタッフが『バイキング』を担当するというのが怖いんです。というのも、『グッディ』は他局の情報番組から“取材力がある”と認められた存在だったんです。

 たとえば、ライバル番組の『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)は、在阪の読売テレビ制作です。東京にも拠点はありますが、規模は小さい。首都圏で大きな事件が起きたときには『グッディ』のほうがすぐに動くことができ、人海戦術で取材を行い、しっかりと情報収集することができていたんです。

 そのスタッフが『バイキング』に移管されるわけですから、今までの『バイキング』になかった取材力、機動力を番組に活かすことができるというわけなんです」

■坂上も本領発揮できる!?

『バイキング』の強みといえば、坂上と日替わりコメンテーターらによる生討論があった。

「他の情報番組関係者も、あそこの強さは認めています。やや過激でバランスの悪い部分はあるかもしれませんが、坂上さん、芸人らが当事者に近い存在として“生っぽい”コメントをするというのは、視聴者も見ていて楽しいでしょうし、すぐにネットニュースにも取り上げられ、話題にもなる。

 また、番組の大部分がスタジオでの討論で構成されているため、取材やVTRを用意する必要もなく、制作費が安く済む。『グッディ』を打ち切って、10月から『バイキング』の放送枠が1時間拡大するのは、2つの番組を制作するよりも制作費が抑えられるから。ただ、これまで『バイキング』はそれほどお金をかけずに作ることができた。それがリニューアルに伴い、取材にお金を割けるようになるんです。

 となると、取材力のある『グッディ』のスタッフですから、新ネタや独占情報を持ってくることができる可能性も高まる。さらに、バランス感覚に優れた伊藤アナが加入することで、番組にビシッとまとまりが出てきて、加え、坂上さんも進行ではなく、自らの考え強い意見も発することに専念するようになれば、より番組の面白さが増すかも。そうなれば、同時間帯の情報番組で『バイキング』が人気、視聴率でぶっちぎりのトップになる可能性もありますね。

 リニューアルは坂上さんたちの傍若無人な振る舞いを抑え込むためともささやかれていますが、正直、他局の関係者は10月以降の『バイキング』の動向に戦々恐々としていますよ」(前出のワイドショー関係者)

 伊藤アナと『グッディ』スタッフの加入で、『バイキング』は他局を圧倒する番組に変貌するのだろうか!?

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