「ウーバー配達員」に当て逃げされたら泣き寝入り!?「本部対応」に批判殺到 (2/2ページ)

Asagei Biz

当事者同士で解決してくれ、というのが基本スタンスです」(社会部記者)

 また、ドライブレコーダーなどで事故や当て逃げの決定的瞬間が収められていたとしても、ウーバーの本部にとっては、さらに大きな“逃げ道”があるという。

「ウーバーの象徴である大きな黒いバッグを背負っているからといって、これが配達員とは限らないという言い分です。じつはフリマアプリなどでは、ウーバーのバッグが大量に出品されています。かつて配達員をしていた人たちが不要となったバッグを“新規参入者”に譲るという構図ですが、実はこのバッグを個人的な用途で使っているというケースは少なくないんです。ですから、バッグを背負っている人が必ずしもウーバーの配達員とは限らないわけです。当て逃げされたら、その場で免許などの提示を求めて本名や住所を確認するなど、よほどの証拠がない限り、泣き寝入りでしょう。そもそも、こうしたバッグのずさんな管理体制が、逃げ道を与えているというのは皮肉な話ですが…」(前出・社会部記者)

 もっとも、外出自粛がさけばれたコロナ禍において、ウーバーイーツのサービスに救われたという飲食店やユーザーは多いはずだ。社会に及ぼす影響が大きいだけに、事故対応やバッグの管理体制の甘さには疑問を抱かざるを得ない。

(倉田はじめ)

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