スノスト『MUSIC DAY』不出場の裏に「メリー氏退任とタッキー排除」!?

日刊大衆

SixTONES/Snow Man
SixTONES/Snow Man

 9月4日、ジャニーズ事務所は公式企業サイトで役員人事を発表し、2019年7月に亡くなったジャニー喜多川さんの姉である、藤島メリー泰子氏(メリー喜多川・93)が代表取締役会長を退任し、名誉会長になったと発表した。

 メリー氏は2019年9月27日に発表された役員人事で、代表取締役会長に就任していた。

「メリー氏が新たに就いた名誉会長は、一般企業で考えれば名誉職に該当すると考えられます。そのため、実質的な権限や責任は伴わないでしょう。そうなってくると、ジャニー氏とメリー氏が後ろ盾と言われた滝沢秀明副社長(38)は、バックアップしてくれる人を失った、と言えるかもしれません」(女性誌記者)

 メリー氏が退任する前、9月12日に放送予定の、大型音楽特番『THE MUSIC DAY』(日本テレビ系)について、ネット上ではある噂が立っていたという。

「『THE MUSIC DAY』は9月5日に全出演アーティストが発表されたものの、1月にデビューしたSnow ManSixTONESの出演はアナウンスされませんでした。Snow Manはデビューシングルがミリオンを達成し、SixTONESもデビューシングルと7月22日に発売された2枚目のシングル『NAVIGATOR』で2作品連続で1位。さらに、『NAVIGATOR』は7月28日発表のオリコン週間シングルランキングで初週売り上げが62.2万枚で1位と両グループとも人気は申し分ありません。

 それでも出演できなかったことに、ネット上では“スノスト出ないの納得できてない”“何でスノスト出ないのさ悲しすぎる”といった落胆の声や、“やっぱり派閥?って勘ぐってしまうよねぇ”との声もあったんです」(前同)

■メリー氏の関与もささやかれたが…

 他にも、SNS上では「ジュリー派、タッキー派の派閥が徐々に出来つつあるなと最近感じる」「ジャニーズ事務所にまた派閥ができたんですかね…」といった意見も見られる。

「Snow ManとSixTONESはいわゆる“タッキー派”。一方、今回『THE MUSIC DAY』に出演する関ジャニ∞KAT-TUNといったグループは、藤島ジュリー景子社長(54)の“ジュリー派”だと言われています。

 そのため、“タッキー派”の2組の出演予定がないのは、派閥争いの結果ではないか、と一部では噂が立っています。また、全出演アーティストの発表が退任発表の翌日とあってか、“メリーの仕業かよ”なんて意見まで出てきてしまったんです」(前出の女性誌記者)

 派閥争いだけでなく、メリー氏が関与しているのではといった声まで上がってしまったSnow ManとSixTONESの『THE MUSIC DAY』不参加問題。芸能プロ関係者は、

「メリー氏は、もう何年もマネジメントのことには口出しをしていなかったといいます。そのため、メリー氏は、今回の『THE MUSIC DAY』の件にはいっさい無関係でしょう。

 滝沢氏とジュリー氏は以前、一切口を利かないほどの不仲だと言われていました。過去はそういう時期があったとしても、現体制になってもう1年、今はバチバチにやりあっていることないでしょう。ただ、過去の不仲の話から、派閥争いだとの声もあったのかもしれませんね。

 そうしたことよりも、今回は、『THE MUSIC DAY』がジュリー氏が完全に押さえている日テレの番組であったということが、Snow ManとSixTONESが出られなかったことに関係しているかもしれません」

■TOKIOと嵐で日テレと深い関係

 前出の芸能プロ関係者は続ける。

「ジュリー氏はTOKIOと嵐をデビュー当時から見続け育て上げたと言われ、また両グループとも日テレを主戦場としている、と言われています。

 TOKIOはフジテレビで『TOKIOカケル』という冠番組を持っていますが、日テレでは日曜のゴールデンタイムに、もはや国民的番組と言っていい『ザ!鉄腕!DASH!!(鉄腕ダッシュ)』がある。最近、テレビ局が重視しているという個人視聴率で比較すると、7月22日放送の『TOKIOカケル』が2.4%、同月27日放送の 『鉄腕ダッシュ』が9.4%(いずれもビデオリサーチ調べ、関東地区)と大きな差がありますよね。放送時間帯がまったく違うので当然ですが。

 嵐は、フジテレビで木曜のゴールデンタイムに 『VS嵐』、日テレで土曜のプライム帯では『嵐にしやがれ』を持っています。『嵐にしやがれ』は、テレビ局が重視する個人視聴率、14~19歳、20~64歳の世代で『VS嵐』を上回っているそうです。このようにTOKIOも嵐も日テレでやっている番組のほうが数字が良いですね」

■『24時間テレビ』でも強い影響力

 8月22日と23日に放送された、日テレ夏の風物詩『24時間テレビ』。ここにもジュリー氏の影響があるという。

「今年のメインパーソナリティーには、デビューから圧倒的な勢いで人気を獲得している、Snow ManとSixTONESを期待する声が少なくなかったといいます。しかし、蓋を開けてみると、メインパーソナリティーにはV6井ノ原快彦(44)を筆頭に、NEWS増田貴久(34)、Kis-My-Ft2北山宏光(34)、ジャニーズWEST重岡大毅(28)、King&Prince岸優太(24)と5人が選出され、異例の“寄せ集め”メインパーソナリティーになったにもかかわらず、両グループからは選ばれませんでした。

『24時間テレビ』は日テレの局をあげた番組とあって、ジャニーズ事務所においては社長であるジュリー氏の案件だと言われています。メインパーソナリティー選出にも当然、ジュリー氏の最終確認はあるでしょう。Snow ManとSixTONESが選外だったのはそうした事情もあるかもしれませんね。

『THE MUSIC DAY』も日テレの新しい看板となりうる大型音楽特番ですから、『24時間テレビ』同様にジュリー氏の管轄。その影響力は絶大で、ジュリー氏の“プッシュ”というのはあるでしょうね。だからといって、Snow ManとSixTONESが今後も出られない、ということはないと思われますが……」(前同)

 今年は残念だったが、Snow ManとSixTONESはデビューしたばかり。『THE MUSIC DAY』の晴れ舞台は来年以降の楽しみにしたい。

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