富川悠太アナ完全復帰へ!有働由美子zeroに食われた『報ステ』正念場!!

日刊大衆

有働由美子
有働由美子

 現在『報道ステーション』(テレビ朝日系)にメインキャスターとして出演している小木逸平アナウンサー(46)が、10月より日曜夜の報道番組『サンデーステーション』のMCに就任する。

 これまで『サンデーステーション』は毎週日曜16時30分から18時に放送されていたが、10月の改編で、『日曜洋画劇場』が放送されてきた21時に移動する。

「これまで『サンデーステーション』でMCを務めてきた元フジテレビアナウンサーの長野智子さん(57)は番組を降板。

 これは長野さんに何か問題があったというわけではなく、経費削減の一環だと言われています。テレビ朝日もコロナ不況の影響は甚大だといいますからね。ただ、テレ朝上層部は相当、小木アナに期待をかけているのではないでしょうか。

 富川悠太アナ(44)が新型コロナウイルスに感染して以降、小木アナが『報ステ』を引っ張っていってくれていましたが、そこが評価されたのかもしれませんね」(放送作家)

■体調不良で番組出演を続け……

 4月11日、『報ステ』でMCを務める富川アナが、新型コロナウイルスに感染していたことが明らかになり、13日から同番組への出演を見合わせた。

「富川アナは4月3日の時点で38度の発熱を確認していた。また、翌4日の時点で番組のチーフプロデューサーに“倦怠感も苦しさもないが熱っぽい。明日、様子を見て受診するかどうかを考える”と話したものの、5日に平熱に戻ったことで、受診を怠ってしまったんです。

 富川アナを起用し続けた番組プロデューサーにも責任の一端はあるでしょうが、富川アナ自身の新型コロナウイルスに対する意識が低すぎて周囲に迷惑をかけたとも言えます。テレビ業界では最も早かったと言える段階の感染で、かなり注目を集めたうえに、別な家庭問題も報じられてしまいましたよね」(前出の放送作家)

 5月11日の『文春オンライン』が、富川アナの家庭内トラブルを報じている。

■小木アナ異動で富川アナが再び『報ステ』完全MCへ

 記事によると、富川アナの妻が中学生になる長男に「どこまで頭悪いんだよ!」といった暴言をたびたび浴びせていたという。

「児童相談所の職員が警察官とともに富川アナの自宅に駆けつけたともいいます。5月中旬とも見られていた『報ステ』への富川アナの復帰が遅れたのは、家庭問題もあったからだとささやかれています。ただ、人気報道番組のキャスターとはいえ富川アナは会社員。家庭のことまで報じられてしまったのは可哀相ですよね……」(前出の放送作家)

 富川アナは感染から約2か月後の6月4日に番組に復帰。木曜日と金曜日のMCを担当している。

 民放キー局ディレクターは話す。

「富川アナの不在中は、それまで『報ステ』金曜日を担当していた小木アナが全曜日を担当し、評価を上げたといいます。現在は小木アナが月曜から水曜日までのメインを担当し、富川アナはその間、フィールドキャスターとして番組に出演しています。

 10月の改編で小木アナが『サンデーステーション』に異動となるため、再び富川アナが元のポジションに戻り、『報ステ』のメインを張ることになるそうです。ただ、『報ステ』は、今春からテレ朝が最重要視する“コア層”の個人視聴率がそこまでいいというわけではなく、今後、富川アナは苦戦を強いられることになるかもしれません」

■世帯視聴率では同時間帯トップだが……

 9月4日発売の『FRIDAY』(講談社)では、業界関係者が注目している時間帯の世帯視聴率と、コア層(13~49歳)の個人視聴率を掲載。

 これまで「どれだけの世帯が番組を見たか」を示す「世帯視聴率」が、テレビ番組の評価基準とされてきたが、「性別や年齢などの項目別で誰がどれだけ見たか」を示す「個人視聴率」が重視されるようになったのだ。

 8月17日における夜の看板ニュース番組の世帯視聴率では、テレビ朝日の『報ステ』が13.1%で時間帯トップ、次いでNHKの『ニュースウォッチ9』が10.8%、有働由美子(51)がMCを務める『news zero』(日本テレビ系)が10.3%と上位を占めている。

 一方、コア層の個人視聴率では『news zero』が5.6%で、5.2%の『報ステ』を上回り、トップに位置している。

■『news zero』はコア層に訴求

久米宏さん(76)の『ニュースステーション』からはじまり、古舘伊知郎さん(65)のときにリニューアルした『報道ステーション』を、富川アナがこれまでつないできました。『報ステ』といえば、夜のニュース番組では最も名の知られた存在で、いまだに世帯視聴率はトップでかなり良い数字ですよね。しかし、テレビ業界の評価基準が個人視聴率へと移行。

『報ステ』は見ている視聴者の高齢化が進み、今後はコア層の個人視聴率をより意識していく必要があるのかもしれません。有働さんの『news zero』は櫻井翔さん(38)など若い層に響くキャスティングをしていて、コア層にも支持されていると言える。

“コア視聴率”で有働さんの『news zero』に追い越されたという結果、また、コア層の数字を求めていくという方向に舵を切ったテレ朝上層部の方針も相まって、『報ステ』は番組としても正念場を迎えているといえるのではないでしょうか。メインMCに完全復帰する富川アナが、どれだけ存在感を示せるが、重要になってきますね。コロナでMCから離脱してしまった悔しい思いを10月からの放送でぶつけてほしいです」(前出の民放キー局ディレクター)

 富川アナは、歴史あるテレ朝の看板番組『報ステ』を力強く牽引できるだろうか!?

「富川悠太アナ完全復帰へ!有働由美子zeroに食われた『報ステ』正念場!!」のページです。デイリーニュースオンラインは、小木逸平久米宏富川悠太有働由美子櫻井翔エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る