佐藤健『るろうに剣心』も救った?国民的大女優「伊勢谷発言」の衝撃 (4/4ページ)

日刊大衆

東映といたしまして、同俳優のシーンはカットせずに映画を公開することとしました」

「映画は有料で鑑賞していただくクローズドなメディア。テレビなどとは少し違うと考えております。作品と個人は別のもの。作品を守る判断をさせていただきました」

 と説明。伊勢谷の逮捕からわずか3日というスピーディな東映の対応と、コメントを避けようと思えば避けられる立場である吉永が、あえて伊勢谷についてハッキリとコメントしたことで、流れが少しずつ変わり始めているというのだ。

■『るろ剣』以外の映画が予定通り公開決定

「伊勢谷は来年公開の『るろ剣』と『いのちの停留場』だけでなく、今年10月30日公開の『とんかつDJアゲ太郎』と11月6日公開の『十二単衣を着た悪魔』にも出演していました。どちらも原作付きの作品で、やはりファンは心配していたんですが、どちらも公開延期せず、そのまま予定通りに上映することが決まったんですよ」(前同)

『十二単衣を着た悪魔』の制作会社である『キノフィルムズ』は9月14日、映画公式サイトに、

《関係各所と協議を重ねて参りましたが、「個人が起こした事件と作品は別である」という観点から、予定通り11月6日(金)より公開させて頂く運びとなりました。

 また、公開に際しましては、作品の描く世界観やテーマなど当作品の本質を守るために、本編の再編集は行わず、そのまま上映をさせて頂く事に致しました。》

《勿論、上記決定に対しましては様々なご意見もあるかとは存じますが、公開までの期間、映画のプロモーションに際しては、細心の注意を払って参ります》

 と、メッセージを掲載している。

■『るろ剣』はどうなるか

『とんかつDJアゲ太郎』も9月16日に映画公式ツイッターで、

《【お知らせ】本作出演の伊勢谷友介氏の逮捕・送検を受け、製作委員会で協議を重ねた結果、再撮影・再編集は行わず、予定通り10月30日(金)に公開することといたしました。引き続き応援頂けますと幸いです。》

 と、方針をつづっていた。

「気づいてみれば、『るろ剣』以外の伊勢谷が出演する映画作品はすべて“当初の予定通り公開する”と明言している。この流れで行けば、『るろ剣』も問題なく公開できるでしょう。今回の報道を受けて、“るろうに剣心もいけるかもですね”“るろうに剣心あるかもしれない!!希望光!!!!”と、前向きなコメントもSNSでは増え始めています」(前出の映画ライター)

 国民的大女優の吉永小百合。その一言が歴史を変えたのかもしれないーー。

「佐藤健『るろうに剣心』も救った?国民的大女優「伊勢谷発言」の衝撃」のページです。デイリーニュースオンラインは、麒麟がくる新井浩文佐藤健電気グルーヴピエール瀧エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る