貴闘力がYouTubeデビュー「貴乃花、八百長、野球賭博…相撲タブー全部話す!」

日刊大衆

貴闘力
貴闘力

 元関脇・貴闘力(52)が9月25日にYouTubeチャンネル「貴闘力部屋~相撲再生計画~」を開設した。

 初回投稿動画では、「協会の人間は膿を出し切ったっていうけど、正直1割しか出してない。残り9割を出したい」と、早速、相撲協会へ宣戦布告。「テレビでは話せない真相をぶちまける!」とあって、相撲ファンの間では早くも話題となっている。
 
 1991年から関脇として活躍した後、2000年に幕尻優勝を果たすも10年に野球賭博問題で相撲協会を解雇となった貴闘力。 

 現在は焼肉店『ドラゴ』を経営しているが、突然のユーチューバーデビューへの経緯をこう語る。

「頑張った力士が稼いで、親方は指導に専念できる。そういう健全な相撲界に変えたいという思いがずっとあった。そのために、相撲協会の悪しき慣習を世に訴えて、こう変えたらもっとよくなるという提案をしたいんだよね。単なる暴露というんじゃなくて」

貴闘力のYou Tubeチャンネル「貴闘力部屋」

■「一番大事なのは金」

 相撲協会の騒動といえば、18年に起きた貴乃花の親方引退劇が記憶に新しいが、

「“なんで貴乃花が協会にあんなに嫌われていたのか”とか、皆が知りたかったことを中心に、1回10分くらい話す予定。野球賭博事件や相撲と金の話、八百長の話もするよ! 場所の裏解説もいいね。今の取組は“臭いな~”とか(笑)」

 また、相撲と金に関しては、こんな裏話も。

「相撲取りになったからって、皆が親方になれるわけじゃない。番付もあるけど、一番大事なのは金。現役引退後も相撲協会に残るには、高額な年寄株を取得しないといけない」

■「八百長してコツコツ金を貯める」

 年寄株の定数は決まっており、定年する親方から譲り受けるのが主な取得方法だ。高騰していた時期には億を超える金額でやりとりされていたこともある。

「ひどい話だと、3億で買わされたのに、“3000万円で申告してくれ”と親方が強要するケースもあった。高く売った親方が税金を支払いたくないからってね。そういう脱税のようなこともたくさんあるんです。
 現役時に貯金していたって、年寄株を得ようと思ったら、何年かかっても足りない。そのためにどうするかというと、金持ちの娘を嫁に貰うか、親方の娘を貰って跡継ぎになるか、いいタニマチを見つけてCMで稼ぐか。

あとは八百長してコツコツ金を貯める。八百長も、やる力士が悪いんじゃなくて、八百長ができてしまうシステムが悪い。自分も八百長を持ちかけられたこともありますよ。断ると、“ケガさせてやる”って言われたり」

 こうした相撲界のタブーもYouTubeでどんどん発信していくという。

■拳銃密輸事件の知られざる真相

 9月26日に配信予定の第2話では、1965年に角界を揺るがした「拳銃密輸事件」の知られざる真相を大暴露。

 当時の2大人気横綱だった大鵬、柏戸ら複数力士が、海外巡業の際に現地で入手した拳銃を日本に持ち帰り、不法所持していた事件だが、「大鵬と柏戸が矢面に立たないと、収拾がつかない。本当はその当時 “×××”も持って行ってたんだよ」
と、いきなりブチかます。

「“オレは野球賭博やってるけど、大鵬親方がピストル持って来たほうがよっぽど悪いよ”って言ったら、(大鵬に) “時代が違うんだよ!”って言われた」

「ピストルは隅田川に捨てた!」など、爆弾発言が続々。

 相撲協会に土俵外から張り手をかます貴闘力。今後の配信も見逃せない!

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