『わたどう』“首絞め”横浜流星vs“闇落ち”浜辺美波の新境地も「伸び悩み」 (2/2ページ)

日刊大衆

椿との肉体関係がないにもかかわらず、女将の今日子(観月ありさ/43)に「椿の子どもを妊娠した」と嘘をついてしまう。

■“黒い横浜流星”にファン歓喜

 そして、明かりもつけずに部屋で椿を待っていた栞は、着物を脱ぐと「椿さん……私を抱いてください」と迫る。一糸まとわぬ姿で椿に抱きつくと、栞は「ごめんなさい。分かっているんです。椿さんの心が私に向かないってこと」と、思いを告げる。

 続けて、栞は「でも……お願いです。私に椿さんの子どもをください。(嘘を)現実にしてください。好きなんです。初めて会った日から。だから……お願いです」と懇願。すると、椿は栞の肩をそっと押し戻し、左手を彼女の首に手をかけた。

 驚いた栞が顔を見上げると、椿は冷たい目で「それで? 俺のなにが好きなんだ?」と問いかけ、首を締めながら迫ってくる。そして「俺のなにを知ってる」と追求された栞は、菓子職人の城島(高杉真宙/24)に「椿が本当に怒ったところや弱いところを見せるのは七桜だけ」だと言われたことを思い出す。

 その瞬間、椿は我に返ったように手の力を抜き、栞がヒザから崩れ落ちると、脱ぎ捨てた着物を羽織らせ「以前の俺なら躊躇なく栞さんを抱いてたかもしれません。気持ちがなくても、道具として」と告白。「でも、今の俺は、絶対に無理です」と、栞を拒絶して部屋を出ていった。

■横浜流星の新境地も視聴率は…

 このシーンを見た視聴者は、ツイッター上で「首絞め椿。優しい絞め方だけど冷酷なの。好きすぎる」「急にドSな感じがゾクゾクする。冷徹なスイッチが入る目がたまらない」「首絞めからの低音ボイスでしゃべり出す。ちゃんと羽織らせてあげる。なんてできた男なの椿様。すき」など、突然の首絞めに興奮したという声が多く寄せられていた。

 同ドラマは、初回こそ視聴率9.6%でスタートしたのもの、第2話は7.8%にダウン。その後、昼ドラのような展開や横浜の壁ドンなどが話題になり、第3話以降は徐々にだが右肩上がりに復調。第6話は9.6%で、第7話は2ケタ到達が期待されていたが逆にダウンしてしまい、横浜の美しくも冷酷な演技も効果がなかったようだ。

 来週の最終回は2時間スペシャルで、光月庵を賭けた七桜と椿の最後の対決が始まる。2人の恋の行方、そして、事件の真犯人、椿の本当の父親は誰なのか? 原作の連載が続いているため、ドラマオリジナルの決着に視聴率アップを期待したい。

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