Snow Man、SixTONESはライバルに非ず!パクリ疑惑も…狙うはBTSら韓流!!

日刊大衆

Snow ManとSixTONES
Snow ManとSixTONES

 10月13日発表のオリコン週間シングルランキングで、同7日にリリースされたSnow Manの2枚目のシングル『KISSIN' MY LIPS / Stories』が1位を獲得。初週で91.8万枚という驚異的な数字を記録した。

「Snow Manと同時デビューをはたし、ライバル的な立ち位置であるSixTONESは7月22日にセカンドシングル『NAVIGATOR』をリリース。同月28日発表のオリコン週間シングルランキングで1位を獲得し、売り上げは62.2万枚でした。60万枚もすごい数字ですが、今回のSnow Manのシングルはそのセールスを約30万枚近く上回っていて、大きな差をつけました」(女性誌ライター)

 CD不況と言われる中で、初週でミリオンセールスに近い数字を残したSnow Manのシングル。過去を振り返って見ても、かなりの数字。

「初動の売り上げだけで、ここ数年のオリコン年間シングルチャートのトップ10に入れるほどの数字です。2019年の年間チャートを見ても、BTSの『Lights/Boy With Luv』の約76万枚を抜き、AKB48や坂道シリーズに次いで、6位に入れるほどの売り上げ枚数です。とんでもない数字ですよ」(前同)

■平成の大ヒット曲レベル!?

 Snow Manが記録した初週90万枚超え。同程度の初週セールスを残したシングルには今なお語り継がれる名曲も含まれている。

「最近では7月29日にリリースされたの『カイト』が、初週91.1万枚とSnow Manと同じくらいの売り上げを残しています。平成に遡るとSnow Manより少々成績が上ですが、1992年5月リリースの米米CLUBの『君がいるだけで/愛してる』が92.5万枚、1995年10月リリースのB'z『LOVE PHANTOM』が95.1万枚という記録を残しています」(前出の女性誌ライター)

 絶好調のセールスの陰には、Snow Manのファンだけでなく、「初めてジャニーズのCDを買った」といった声もあるように、非ジャニオタも取り込めたことがある、と10月20付の『日刊ゲンダイDIGITAL』は伝えている。

「ネット上では、“私はレベルの高いK-POPが元々好きで、日本も頑張って欲しいな〜と思っていたときにスノを知りました!”“KPOPにハマっていた友人の殆どが自粛期間中にSnow Manにハマった”といった、K-POPファンからの声も寄せられているんです」(女性誌記者)

■K-POPファンの取り込みは狙い通り?

 K-POPファンを取めたのは、Snow Manがそうしたジャンルに寄せているから、という分析もある。

「Snow Manのデビュー曲『D.D.』のミュージックビデオ(MV)に、メンバーが植物の入った透明なボックスに閉じ込められるシーンや赤い照明が使われたシーンなどがあったのですが、こうした場面が韓国のボーイズグループ・NCTの派生ユニットであるNCT Uの『The 7th Sense』のMVと似ているとして、ネット上で話題になったことがありました。

 また、『D.D.』のカップリング曲『Crazy F-R-E-S-H Beat』は“BIGBANGのファンベビとサイのカンナムスタイルに似てる気する”“BIGBANGのFANTASTIC BABYのパクリでしょ”と、韓国の人気グループ・BIGBANGの『FANTASTIC BABY』、PSY(42)の『江南スタイル』に似ているとネット上での指摘もありました。

 一部の音楽関係者も指摘しますし、やはりSnow Manは意図的にK-POPに寄せているのかもしれませんよね。その結果、K-POPファンも取り込めたのではないでしょうか」(前出の女性誌記者)

■ただ寄せているだけでない!

 K-POPへの“寄せ”も感じられる一方、彼らはオリジナリティもあふれている。

「Snow Manの魅力は、なんといってもダンスでしょう。『D.D.』では、9人という大所帯だからこそ出せるスケールの大きさや、ダイナミックなアクロバットなど、クールでありながらも、パワフルな一面を見せてくれました。

 セカンドシングル『KISSIN' MY LIPS』のMVでは椅子を使ったユニークなパフォーマンスやスマートでなめらかなダンスを見せ、『D.D.』とは違った官能的で艶やかな世界に見る者を引き込んでくれます。楽曲の良さもさることながら、ダンスの表現力の高さはピカイチ。他のジャニーズグループにないものを持っていますよね。

 魅力的なダンスは、メンバーたちが長年先輩グループのバックについていた経験に裏打ちされたもの。ダンスの安定感も抜群ですし、次の曲ではどんな“世界”を見せてくれるのかと、期待させてくれるところもSnow Manの凄さではないでしょうか」(前出の女性誌記者)

■個性あふれるメンバーたち

 SNSでは、Snow Manについて「苦労人好きにはたまらない下積み」「苦節十数年の彼らはこれしきではへこたれない、Snow Manに幸あれ!!!!!」といった声も見られる。

「Snow Manは、6人時代から数えて結成からデビューまで8年。岩本照(27)や深澤辰哉(28)のように入所からデビューまで10数年かかるなど、苦労人のメンバーが多い。こうした長い下積みを経て、デビューを勝ち取った部分に心打たれる人も少なくないようです。

 また、佐久間大介(28)のオタクっぷりや、岩本の筋肉キャラ、渡辺翔太(27)の美意識の高さなど、バラエティに富んだメンバーが集まっていることも、魅力につながっているのではないでしょうか」(前出の女性誌記者)

 多くの魅力を武器に、Snow ManはK−POPに立ち向かう。

 レコード会社関係者は話す。

「ジャニーズの滝沢秀明副社長(28)は、SixTONESとSnow Manはどちらも世界進出を狙っていて、“SixTONESは北米、Snow Manはアジア地域での活動も見越して、レコード会社さんを選びました”と明かしています」(レコード会社関係者)

■ライバルはSixTONESに非ず

 前出のレコード会社関係者は続ける。

「そもそも世界進出を狙う方向性がSixTONESとSnow Manでは違いますし、世界を目指す上ではライバルとは言い切れないでしょう。

 BTSの『Dynamite』が全米シングルチャートで1位を獲得したように、K−POPは世界のトレンドになっています。Snow Manの『KISSIN' MY LIPS』は、K−POPにあるようなクールなテイストのサウンドを取り込みつつ、歌詞も全編英語。そのまま世界で発売して勝負できるような楽曲に仕上がっています。

 トレンドも盛り込みつつ、彼らの最大の持ち味であるダイナミックかつ表現力豊かなダンスも活かして、本気で世界のトレンドにあるK−POPに対抗していこうとしているのではないでしょうか。今、Snow Manの眼前には、SixTONESではなく、K−POPという巨大勢力が一番のライバルとしてあるのかもしれませんよね」

 Snow Manが、本気で世界制覇に乗り出す日はそう遠くない!?

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