三浦春馬さん「お墓と1億円遺産」バトル報道!“知られざる骨肉闘争”

日刊大衆

三浦春馬さん
三浦春馬さん

 今年7月に急逝した三浦春馬さん(享年30)。突然の死に、多くのファンや関係者に大きなショックを受けたが、追い打ちをかけるような事態を、10月22日発売の『女性セブン』(小学館)が報じた。

「同誌の報道によれば、三浦さんにはいまだにお墓がない。遺骨が現在どこにあるのか、関係者でも分からないというんです。しかも、三浦さん自身の“億を超える”という巨額の遺産がどうなるかも定まっていない。三浦さんの複雑な家庭事情が原因で、遺骨やお墓、遺産などが、完全に宙に浮いた状態と報じています」(女性誌記者)

 三浦さんは小学校低学年の時に両親が離婚。その後すぐに母が再婚し、実の母親と、継父の3人で暮らしていて、子役時代から両親は三浦さんの芸能活動を応援していた。

 ところが、高校を卒業し三浦さんが本格的に役者の道を歩むようになると、三浦さんが金銭面で家族を支えるような形になった。およそ8年前に継父とも離婚し、三浦さんはより“母親を支えなければ”という思いが強くなったものの、その後“母親のためにならないのでは”と、母親の籍から抜け、縁を切ったと報じている。

■納骨のめどはたっていない

「さらに、三浦さんは実父と再会したものの、やはり経済的に面倒を見るような形になった、ということです。三浦さんには、実母、実父、継父の3人の親がいることになり、遺産について、この三者で話をしなければいけない状況になっている。また、“遺産目当てでは”と疑心暗鬼になっているのか、三浦の母親とは誰も連絡がつかず、“三浦さんの大切な遺品が処分されてしまうのでは”と、心配しているようです」(前出の記者)

 こうした事情から、いつ話し合いが決着して、墓に三浦さんが納骨されるのか、まったく想像がつかない事態になっているという。

「残念ながら、こうした遺産やお金が絡む問題は、三浦さんに限らず芸能界だとよくある話。最近では死後、遺族が揉めないように事前にいろいろと決めておく“終活”という言葉が流行していますが、これまで芸能関係での多くの遺産・お墓などをめぐってのトラブルが報じられてきました」(前同)

■健さんの実妹や姪は葬儀に参加できなかった

 たとえば、14年に83歳で亡くなった名優・高倉健さんだ。71年に江利チエミ(82年に死去)と離婚後独身を貫いていたが、亡くなる1年半前に、33歳年下の元女優Oさんを養女に迎えていた。

 Oさんは高倉健氏の遺産約40億円を相続。個人事務所「高倉プロモーション」の代表にも就任した。彼女について19年6月21日号の『FRIDAY』(講談社)で『高倉健 七つの顔を隠し続けた男』の著者でノンフィクション作家の森功氏が、高倉さんの親族との間に起きたトラブルを語っている。

「実妹や姪たちは、高倉さんの死を知らされず、葬儀にも参列できなかったといいます。しかも、東京・世田谷の豪邸を取り壊し、横浜・大黒埠頭に係留していたクルーザーやポルシェを処分したほか、前妻・江利チエミとの水子の墓があった鎌倉霊園の墓地まで更地にした、と森氏は明かしています」(専門誌記者)

■ノムさんには4人の息子がいる

 今年亡くなった有名人では、84歳で亡くなったプロ野球の野村克也監督が挙げられる。野村さんは78年に野村沙知代さん(享年85)と結婚する前に、一般人女性と結婚していたが、前妻との間に子供がいて、沙知代さんにも2人の連れ子がいた。

 その結果、相続の権利があるのは野村さんが養子縁組した団野村さん(63)とケニー野村さん(61)、実の息子の野村克則コーチ(47)。そして、現在の野村家とは接点がほとんどなかったとされている前妻の間に生まれた息子のAさんの4人。血縁や立場、親との関係性が異なり、かなり複雑な状況になっているという。

「野村さんは、現役時代と監督時代の年俸に加え、解説者としてのギャラや講演料などで、生涯収入は50億円超。また、田園調布に豪邸も構えていた。しかも、今年3月10日の『FLASH』(光文社)によると、沙知代さんの遺産分割もまだ済んでいない状態で、思い出のある家や土地を残したい克則氏と、現金化したい団氏でモメているそうですよ」(前出の専門誌記者)

■実の兄弟でさえ…

 野村一家の遺産問題はいまだに続いていると、今年8月13日号の『女性セブン』は報じている。死後10か月までに相続できなければ延滞税がかかることから、今年12月11日前後に何かしらの動きがあると予想されている。

「同誌で司法書士が解説していますが、現金や株などの金融資産は法律上、子が人数分割で相続することが可能。今回は理論上4人とも相続権があるわけですが、あくまでそれは人間関係を考慮に入れないでの話です。実際は、実の兄弟でさえ親との関係性で格差が生まれ、トラブルになることもしょっちゅうですよね」(前出の専門誌記者)

 三浦さんのような若くしての訃報に限らず、亡くなったあとに親族がモメるのは、本意ではないはず。いざという事態を避けるためにも、生前からある程度準備をしておいたほうがいいかもしれないーー。

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