【全文公開】八百長、違法薬物、野球賭博…貴闘力が角界タブーを激震暴露! (3/4ページ)

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10万円握りしめて。1レースから10レースまでじっとにらみ倒して、この馬だっていう馬だけ2頭を一発勝負で。一発目は10万が160万円になった。もう一発と思って枠連で2頭だけ光っていて、160万円全部かけて400万円にしたの。そのお金で化粧まわしを買った〉

 競馬で大勝ちしたまではよかったが、それがきっかけでギャンブル熱が沸騰。しかも当時は幕内に上がると、先輩力士が野球賭博をしていたという。

〈今親方やっている人もいっぱいいる。20年、30年たっているけど、訴えられたら150%負ける。証拠がない、口張りだから。(野球賭博は)証拠を出しちゃダメなのに、(当事者の中には)携帯のメールで『どこどこに20』とか、こいつら恐ろしいヤツらだって。無知なヤツは本当に怖い。警察はメール通信は5年たったら消えるなんてウソ。10年、20年も出る。(中略)朝から昼まで練習して昼寝して、夕方から自由時間だから、その時間を利用してやる。1割はバックで取られるから、100万円張ったら1割を取られて90万円がくる。直接じゃなくて中継みたいな人がいて。中継の人は反社じゃなくてお相撲さん上がりの人間とか。それで遊んでいたら、どこかで聞きつけた人がいて、週刊誌に売るぞって。そこで初めて野球賭博が公になった。野球賭博していた仲間が40人くらいいたの。警察に相談したほうがいいよねって話になり、相談したら警察のヤツも出世したいから週刊新潮に売った。それがクビの真相〉

 問題発覚後、解雇や謹慎休場した力士が大量に出たことで、「現在は野球賭博をしている力士は1人もいない」と貴闘力はキッパリと言う。

 角界では「お米」に関する話題にも事欠かない。現役時代の貴闘力が所属していた藤島部屋(のちの二子山部屋)は、元大関の貴ノ花(藤島親方)が率い、若乃花と貴乃花の両横綱を輩出するなど、我が世の春を謳歌した。91年には若貴兄弟が幕内上位で活躍し、「若貴フィーバー」が巻き起こると、貴乃花が92年10月に宮沢りえ(47)と婚約を発表。「世紀のカップル」と注目を集めるも、あえなく婚約破棄となった。その当時、相撲協会は世間の耳目を集めた貴乃花に対し、信じられない「処分」を下したという。同じ部屋にいて間近に一部始終を見てきた貴闘力は、義憤を交えながら相撲協会を告発する。

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