「三浦春馬さんと竹内結子さんが中心」『コンフィ3』緊急全書き直し中!!

日刊大衆

竹内結子、三浦春馬
竹内結子、三浦春馬

 7月に公開され、興行収入約37億円のヒットを記録した映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』。8月13日に行われた大ヒット御礼舞台挨拶で、シリーズ第3弾となる『英雄編』の製作も発表された。

「『コンフィデンスマンJP』は、主演を長澤まさみ(33)が務め、メインキャストには東出昌大(32)と小日向文世(66)が名を連ねています。脚本は、映画『探偵はBARにいる』、ドラマ『リーガル・ハイ』(フジテレビ系)で知られる古沢良太氏が担当しています。

 シリーズは2018年4月期にフジテレビの月9枠で放送されたドラマからスタート。連ドラは平均視聴率が8.9%(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区)で、一度も2ケタを超えなかったのですが、2019年5月に封切りされた『ロマンス編』が興行収入約30億円の大ヒット。続く『プリンセス編』も前作を上回る成績を残し、ヒットシリーズの仲間入りを果たしました」(映画誌ライター)

 興行成績は右肩上がりで、来春にも撮影があるという3作目にも期待がかかるが、今、大きな問題が発生しているという。

「実は、脚本がすべて書き直しになってしまったそうです。というのも、3作目のメインに据える予定だった三浦春馬さん、竹内結子さんが鬼籍に入ってしまったため、元々のシナリオでは作れなくなってしまったんです」(映画製作会社関係者)

■ジェシー、スタアの過去にスポットを

『コンフィデンスマンJP』で、三浦さんは天才恋愛詐欺師のジェシー、竹内さんは長澤演じるダー子が憧れる詐欺師のスタアを演じていた。

「3作目の『英雄編』は、『プリンセス編』の製作段階で作られることが決まっていたといい、完結編になることも決まっているそうです。3作目では、映画シリーズから登場し、『ロマンス編』でダー子との間の因縁も匂わされていた三浦さん演じるジェシー、竹内さん演じるスタアの過去を中心に描こう、という話にもなっていたそうです」(前出の映画製作会社関係者)

 ジェシーとスタアが3作目の中心になったのには、『ロマンス編』の“評価”が関係しているという。

「『コンフィデンスマンJP』の関係者も含めて、作品そのものへの評価は2作目の『プリンセス編』よりも、1作目『ロマンス編』のほうが高いんです。

 この2作の大きな違いは三浦さんと竹内さんの活躍具合。劇場版1作目『ロマンス編』でジェシーはダー子のターゲット、スタアはジェシーたちを騙すための餌として香港マフィアの女帝のラン・リウになりすましていて、準主役並の活躍を見せていました。それに比べると、2作目『プリンセス編』はジェシー、スタアともに出番は減っていました」(前同)

■撮影まで半年…緊急事態!

 前出の映画製作会社関係者は続ける。

「ストーリーも、『プリンセス編』のほうがスケールも大きかったものの、作品の見どころであるダー子たちのどんでん返しは、騙すターゲット自体が最初から違っていたことが終盤に判明する『ロマンス編』のほうが、あっと驚かされるものでした。

 そうしたことで、3作目は劇場版1作目『ロマンス編』の路線で行こうということになったと。それで、物語の中心になるのは三浦さん、そして長澤さんの強い希望でスタア役に決まったという竹内さん、という話になっていたといいます」

 しかし、2人の急逝で叶わなくなってしまったジェシーとスタアをメインにする物語。脚本は大幅な修正を迫られているという。

「ほぼすべて書き直しだという話ですね。撮影は来年4〜5月を予定していますので、脚本は急ピッチで書き直しが進められているといいます。『コンフィデンスマンJP』は、超売れっ子の長澤さんと小日向さんが出演している作品で、撮影スケジュールの見直しはできない。脚本が固まってから、セットや衣装などの準備も始まります。すでに撮影まで半年を切っており、とにかく緊急事態だということです」(前同)

■プロモーションにも問題発生!?

 脚本だけでなく、『英雄編』にはもうひとつの問題が発生しているという。

「プロモーション、宣伝です。作品の主要キャストであるボクちゃん役の東出さんがプロモーションで使いにくいんです。『プリンセス編』では、7月11日放送の『芸能人が本気で考えた! ドッキリGP』(フジテレビ系)など、宣伝に参加していましたが、さすがにイメージが悪すぎて、次作でも同様に稼働するのは厳しいという話で……」(前出の映画製作会社関係者)

 東出は今年1月『週刊文春』(文藝春秋)で女優の唐田えりか(23)との3年にわたる不倫関係が報じられた。妻の(34)を裏切った不倫劇は列島中を駆け巡り、大騒動になった。

「東出さんが出られないとなれば、ダー子たちの第4のメンバーである五十嵐役の小手伸也さん(46)に出てもらうという手がありますが、小手さんも2019年10月に不倫が報じられています。『英雄編』でメインキャストになる予定だった三浦さん、竹内さんもいない。プロモーションで稼働できる人が少ないんです」(前同)

■長澤と小日向だけでは厳しい

 となると、主役の長澤、リチャード役の小日向の2人でプロモーション活動をしなければならないのだが、やはり2人だけだと難しい部分があるという。

「多忙な2人なので、もちろんスケジュール面の問題もありますが、長澤さんと小日向さんの2人だけで複数の番組や媒体に出てもらうとなっても絵変わりがなく、バリエーションもないですから、多く露出させることは難しいと。適任が見つからなければ、東出さんにお願いするしかないのかも知れませんが、不倫報道から10か月も経った今も、特に女性の間では“生理的に無理”という声もありますからね」(前出の映画製作会社関係者)

 脚本の大幅書き換えにプロモーションと問題を抱えている『英雄編』だが、

「ただ期待度は非常に高いですよね。興行収入も当然ですが、連続ドラマから始まった作品の素晴らしい完結が見たいですよね。これまでアッと言わせる数々の大どんでん返しを見せてきたダー子たちがどんな結末を用意してくれるのか。シリーズのラストなると言われている『英雄編』、多くの障害はありますが、出演俳優、スタッフ一丸となって絶対に素晴らしい作品にしてくれるでしょうから、今から楽しみです」(前同)

 トラブルも乗り越えて、メガヒットという“オサカナ”を釣り上げられるか!?

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