石橋貴明1本1000万、草なぎ剛10億円…テレビに干された男の金満逆襲!!

日刊大衆

石橋貴明(とんねるず)、草なぎ剛(新しい地図)
石橋貴明(とんねるず)、草なぎ剛(新しい地図)

 11月1日にABEMAで放送される新しい地図香取慎吾(43)、草なぎ剛(46)、稲垣吾郎(46)のレギュラー番組『7.2 新しい別の窓 #32(以下、ななにー)』に、とんねるず石橋貴明(59)が、演出家のマッコイ斉藤氏とのユニット・Ku-Wa de MOMPEとして出演する。同番組で石橋は、バラエティ対決やトーク企画を行うほか、新しい地図の面々と楽曲も披露。歌唱コーナーでの共演は約10年ぶりになるという。

「今回の共演にネット上では“地上波ではもう見れない組み合わせだわな”といった反応があがっています。確かに、テレビ界、特に民放局で干されているような状態ですからね。

 石橋は、かつては多くの番組に出演したものの、約30年間放送された『とんねるずのみなさんのおかげでした』が2018年3月に放送終了。単独で出演していた『石橋貴明のたいむとんねる』は3月に終了し、ついに全国ネットのレギュラーが消滅。現在は関東ローカルの深夜番組『石橋、薪を焚べる。』(いずれもフジテレビ系)のみにレギュラー出演しています」(芸能記者)

■新しい地図も出演数減

 新しい地図も、8月2日の『ななにー』で、香取が「(独立から)3年くらい経つんですけど、本当にこんなにテレビに出れないんだなって」とコメントしている。

「新しい地図の3人は、昨年大晦日に『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』の特番『絶対に笑ってはいけない青春ハイスクール24時!』(日本テレビ系)に出演するなど、完全にテレビに出ていないわけではありません。

 ただ、SMAPの一員として『SMAP×SMAP(スマスマ)』(フジテレビ系)、香取が『SmaSTATION!!』(テレビ朝日系)、『おじゃMAP!!』(フジテレビ系)、草なぎが『「ぷっ」すま』(テレビ朝日系)、稲垣が『ゴロウ・デラックス』(TBS系)と、レギュラー番組が多数あった独立前とは比較にならない。独立後も続いたものもありますが、明らかにテレビ出演の機会は減っています。その理由として、前に所属していたジャニーズ事務所からのテレビ局への圧力、またテレビ局サイドの忖度が度々報じられています」(前出の芸能記者)

 また、10月19日付の『日刊ゲンダイDIGITAL』では石橋、新しい地図の3人が、地上波では視聴率が取れないタレントとして位置づけられていると伝えている。

「視聴率、事務所問題……それぞれ問題を抱え、テレビでは活躍の場が少ないですが、一方で、石橋も新しい地図も“別の場所”での勢いがあるんです」(前同)

■芸能人YouTuberは単価が違う!?

 石橋は、6月19日にYouTubeチャンネル『貴ちゃんねるず』を開設。10月31日までにチャンネル登録者数が138万人に達する好調ぶりを見せている。

「YouTubeで石橋は相当稼いでいるのではないでしょうか。YouTubeでの報酬は、広告再生1回あたりの単価×動画の再生回数になります。再生単価にはランク付けがあり一般の人は0.1円前後と言われています。しかし、ヒカキン(31)などのトップクラスはまったく違い0.5円を超えてくるといいます。そして、テレビで人気と実績がある芸能人YouTuberも、ヒカキンらと変わらない再生単価の契約になっているのではと言われています」(WEB編集者)

 さらに、YouTubeの収益は公開する動画の長さにも関係する。

「石橋の動画は20分以上という長めの動画が少なくない。動画が長い分、広告が入るポイントも多くなり、その分、1再生あたりの単価が高くなると言われています。そのため、石橋は一流芸能人YouTuberであり、かつ長い動画を投稿していることから、1再生0.5円以上の単価になっている可能性もあるでしょう」(前同)

■清原企画のヒットでボロ儲け!?

 石橋は、7月23日から25日まで3日連続で西武ライオンズなどで活躍した元プロ野球選手の清原和博(53)をゲストに迎えた動画を投稿。3本の合計再生回数は1451万回(10月31日現在、以下同)を記録している。

「清原との動画3本、それぞれ単価が0.6円だと仮定すると、これだけで約870万円にもなります。また、単価が0.7円以上だった場合は1000万円を超え。この清原の動画は1回で撮影したものを3分割しているだけで、稼働は1回。1稼働で1000万円以上を稼いでいる可能性も考えられます」(前出のWEB編集者)

 石橋がYouTubeで見事な復活を遂げる一方、新しい地図はNHKから巻き返し始めている。

「民放局ではまだ干されている状態ですが、稲垣が朝の連続テレビ小説スカーレット』出演、草なぎが2021年に放送予定の大河ドラマ青天を衝け』で徳川慶喜役に決定。

 さらに香取も2022年に放送予定の大河『鎌倉殿の13 人』に出演することがほぼ決まった、と8月18日発売の『週刊女性』(主婦と生活社)が報じていて、3人それぞれNHKの話題作に出演しそうです」(女性誌記者)

■草なぎは映画もイケイケ

 草なぎは大河出演だけでなく、トランスジェンダーを演じた9月25日公開の主演映画『ミッドナイトスワン』が話題になっている。

「10月23日付の『ORICON NEWS』によると、『ミッドナイトスワン』は興行収入が同22日までに5億円を突破したといいます。中規模興行で、全国151館公開と上映館数が大手の映画よりもかなり少なく、コロナ対策で席数も半分になっている中、5億円という数字はすごい数字です。

 しかも、公開から1か月が経ちますが、上映が続いているところや、11月から新たに公開が始まるところまで出てきています。まだまだ動員が期待できる、との声も聞こえてきていて、好調が続けば、10億円の大台も超える可能性もあるでしょう」(前出の女性誌記者)

 石橋、新しい地図だけでなく、テレビから干されているもう1人の芸人も好調が続いている。2019年に起きた闇営業騒動以降、地上波テレビに復帰できないでいる、雨上がり決死隊宮迫博之(50)だ。

「1月29日からYouTubeチャンネル『宮迫ですッ!』は、チャンネル登録者が114万人まで増加。動画の再生回数もほぼ毎日投稿を続け、どれも数十万回再生は当たり前で、好調を維持しています」(芸能プロ関係者)

■もはやテレビに戻る必要なし!?

 前出の芸能プロ関係者は続ける。

「宮迫さんがテレビでバリバリ活躍していた頃の収入のピークは、手取りで2~3億円近くあったと噂されています。現在はYouTubeでの活動がメインですが、あまりに好調で、来年にはテレビに出ていた頃のピーク時とほぼ変わらない収入が入るのではとささやかれているんです。

 宮迫さんは、通常の動画の収入だけでなく、話題になった『串カツ田中』とコラボした“串カツ宮迫”など、タイアップ案件も数多くこなしています。仕事の幅が広がっているので、テレビタレントとして大活躍していた頃と変わらないくらい稼げるのも、当然なのかもしれませんね」

 芸能プロ関係者は言う。

「エンターテインメントにおいても、今後、テレビはますます厳しくなっていき、ネットがより成長していくのは間違いないでしょう。それはテクノロジーの進化だから止めようがないこと。草なぎさんもチャンネル登録者110万人を誇る人気YouTuberです。石橋さん、新しい地図、宮迫さん、3者は“理由”があり、ネットの世界に進出したのですが、結果的には良かったんでしょうね」

 テレビに見捨てられた彼らの大逆襲が始まっている――。

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