三浦翔平に瀬戸康史「当て馬俳優枠」に『恋あた』仲野太賀が猛烈チャージ！ (5/6ページ)
ラブコメにおいては、ヒロインが当初は当て馬キャラに恋心を抱き（もしくは心が揺れ）、そちらとくっつくと見せかけて…というパターンが常だが、３話までの新谷は、悲しいかな、ヒロインの眼中にすら入っていない。ただひたすらに、樹木に切ない子犬のような視線を送る“見守り系”で、三浦や瀬戸が演じてきたような王道の当て馬キャラからすると、少々異色と言えるかもしれない。
一方、“本命馬”となる中村演じる浅羽は、若くして経営者となったエリートで、恋愛経験も豊富そうなパーフェクトヒューマン。一見すると勝ち目のない勝負に見えるが、石橋静河（２６）演じる元カノ・北川里保には未練があるようで、これからきっと浅羽にも“弱さ”や“脆さ”が見えてくるのだろう。繊細な演じ分けで「カメレオン俳優」と称される中村と対をなすポジションを、これまた技巧派の仲野が演じていることも、これからの展開で大きな意味を持ってくるはずだ。
俳優・中野英雄（５５）の次男として生まれた２世俳優の仲野だが、地道に実力をつけ、エンタメ界で着実に存在感を強めている。
