元TOKIO山口達也の謝罪が大迷惑!?「意思伝承」嵐・櫻井、NEWS、SixTONESも…

日刊大衆

山口達也(元TOKIO)
山口達也(元TOKIO)

 11月19日、今年9月に警視庁に道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕された元TOKIO山口達也(48)が各メディアに謝罪コメントを発表し、世間を騒がせている。

「山口は18年に、酒に酔ったうえで未成年女子へのわいせつ行為を働き、TOKIOを脱退してジャニーズ事務所も退所。当時からアルコール依存症では、という声がありました。その後、一度『女性セブン』(小学館)の取材に答えた以外は、表舞台から姿を消していましたが、今年9月に飲酒運転で事故を起こし、逮捕されていました。その件で11月18日に略式起訴されたことで、19日に、報道機関にFAXでメッセージを送付したんです」(女性誌記者)

 山口は、

「この度は私の起こしたオートバイによる酒気帯び運転事故で被害者並びに多くの皆様に多大なご心配とご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。

 第2の社会人生活を送るため、アルコール依存症を克服しようと努めて参りました。しかしながら、今回の飲酒運転という行動についてはアルコール依存症以前の問題であって弁明の余地はなく、真摯にその罪を償っていく所存です。

 多感な時期の子供を持つ親としての自覚の下、再度専門医のご指導を仰ぎ、これ以上信頼を裏切ることのないよう努めて参ります。この度は誠に申し訳ございませんでした」

 と、直筆の署名も添えて公表したのである。

■いつも以上にジャニーズが活躍した日だった

「山口には今度こそやり直してほしいですね。ただ、コメントを出した19日はよりによって木曜日。ジャニーズ出演番組が多く、この日に限って、どの番組もジャニーズがいつも以上にキラキラしていたんですよ。それぞれの番組でツイッターも大盛況だったんですが、水を差されてしまった感じがありますね」(前出の女性誌記者)

 特に、ゴールデン帯のバラエティ番組『VS嵐』(フジテレビ系)、『ぐるぐるナインティナイン2時間SP』(日本テレビ系)、『ニンゲン観察バラエティモニタリング』(TBS系)では特にジャニーズが目覚ましい活躍を見せており、『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)は放送200回記念SPで、注目が集まっていたのである。

 さらに『VS嵐』は、SexyZoneがゲスト回で、後輩のセクゾとメンバーがちょっとした思い出を語るなど、トーク面でも見どころの多かった。

■『VS嵐』ではセクゾと嵐が盛り上げた

「今年セクゾが10周年に突入した、という話題で、嵐が10周年を迎えた09年を振り返る場面があったんです。ちなみに、番組でも触れていますが『VS嵐』がゴールデン帯に昇格したのは、まさに嵐が10周年目の09年です」(専門誌記者)

 二宮和也(37)が「紅白ですよ!」と09年に嵐が『NHK紅白歌合戦』に初出場したことを振り返ったが、セクゾはデビュー2年目(13年)にすでに紅白に出場していた。

 後輩に負けたくないのか二宮は「国立! 国立だそう! 国立(の話題)出して!」と、嵐が国立競技場で初の『嵐フェス』をやったことを持ち出し、マウントを取ろうとしたのである。共演したハライチ澤部佑(34)は「エピソードでそんなに負けたくないの!?」と、二宮の大人げなさを指摘していたほか、大野智(39)が「でも国立でやったことないでしょ?」と煽りに便乗し、スタジオは大いに盛り上がった。

 嵐だけでなくセクゾもトークで非常に番組を盛り上げた。では『鬼滅の刃』にハマっている中島健人(26)が「Sexyの呼吸」と称し、

・壱の型 Sexyサンキュー(出場の意気込みを語る)

・弐の型 Sexyソーリー(プレイのミスを詫びる)

・参の型 時すでにSexy(競技前に型を発動させなかったことを指摘されて)

・肆の型 イリュージョンSexy(バラを突き付けながら)

・伍の型 Sexyサンキュー to the 嵐(“せめてもう1つくらい見せて”という嵐の要望に応えて)

・陸の型 Sexyサンキューセレブレーション(前同)

 をそれぞれ披露。本人が言うには捨弐(12)の型まであるらしい。

■大野は奇跡を起こし、NEWSは爆笑を生んだ

「嵐も今回はリーダーの大野がウルトラCな活躍をしていた。音無しでダンスをズレないように踊る『ダンス時計対決』のコーナーで、嵐は『Monster』を踊ったんです。大野主演の『怪物くん』(日本テレビ系)の主題歌ですが、なんと大野は誤差なしの、“0秒00”を記録したんですよ」(前出の専門誌記者)

 この『奇跡の0秒00』はSNSでも大いに反響を呼び、ツイッターでは「大野くん」がトレンド入りしていた。おめでたい出来事だっただけに、山口のニュースが玉に傷となってしまった。

 また、『ぐるナイ』も豪華メンバーが結集。『ゴチ』のコーナーに、レギュラーの増田貴久(34)だけでなく、小山慶一郎(36)と加藤シゲアキ(33)も出演し、NEWSが全員集結していたのである。

「増田がカメラの向きを間違えてサービスショットを撮るのに失敗したり、ピタリ賞狙いのはずがニアピン賞になって不服そうに“ピタリ~”と嘆いたり、いつものようにどこか締まらない様子は視聴者に好評でした(笑)。小山も、田中圭(36)とのピタリ賞対決が気になって、NEWSの2人が歌番組『BestArtist20202』の番宣をしている際にそれどころではなく目を見開いて結果を見守っていたりと、美味しい絵面を提供しています」(前同)

 NEWSが全員集合したこの日に限って……。という気持ちも、ファンのどこかにあるかもしれない。

■山口と因縁のあるストは団体芸で盛り上げた

「『モニタリング』でには、SixTONESからジェシー(24)、高地優吾(26)、田中樹(25)の3人が出演。心霊現象に巻き込まれるドッキリでした。全員が悲鳴を上げていいリアクションをしていましたが、特にジェシーが“お菊さん”を“おかきさん”と間違えたり、目をそらす際になぜか決めポーズ風に腕を振ってそらしたり、大活躍でした」(前出の専門誌記者)

 停電した瞬間に全員が「なになになに!?」と3人で抱き合ったり、ネタばらし直前も3人全員で重なり合うように腰を抜かしていたりと、見せ所も多かった同番組。

「ジェシーと田中は、Jr.時代に山口が騒動直前までMCを務めていた『Rの法則』(NHK)にレギュラー出演していました。今回の山口の2度目の不祥事についても、思うところがあるかもしれませんね……」(前同)

 そして、『櫻井・有吉THE夜会』だ。

 200回記念ということでアーティストの松任谷由実(66)を招き、1時間通して松任谷にフォーカスした回だった。せっかくの200回記念に水を差す形になったことは、腹立たしかったのではないか。

■悲しんでいるのは櫻井

「櫻井と山口の関係を考えると、腹立たしいというより、悲しい気持ちの方が強いと思います。山口が不祥事を起こし、ジャニーズとの契約解除が発表された翌日の、18年5月7日に櫻井は『NEWSZERO(現:newszero)』(日本テレビ系)で、Jr.時代の思い出を語っているんですよ」(前出の女性誌記者)

 櫻井は言葉を詰まらせながら、

「TOKIOのみなさんと僕ら嵐はグループの人数も同じ5人で、ずっと弟分として活動してきました。デビュー当時は衣装をお下がりで着ていたこともあり、特に私は山口さんの衣装を着させてもらっていたので、本当に苦しい思いもある」

 としていた。櫻井は嵐としてブレイク後もライブでノースリーブの衣装が多いが、これも14年の『女性セブン』(小学館)は「山口くんから継承された“意志”」と表現していた。

 謝罪コメントが、思わぬ形で後輩への影響を及ぼしてしまった山口。TOKIOメンバー以外でいちばん悲しんでいるのは、櫻井かもしれないーー。

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