「渡部建会見」を神分析!カズレーザー圧巻コメント力で新合体番組MC!?

日刊大衆

渡部建(アンジャッシュ)、カズレーザー(メイプル超合金)
渡部建(アンジャッシュ)、カズレーザー(メイプル超合金)

 今年6月、複数の女性との“多目的トイレ不倫”などが報じられ、芸能活動を自粛していたアンジャッシュ渡部建(48)が12月3日、都内で会見を開き、一連の騒動を謝罪し、説明を行った。

 詰めかけた芸能レポーターからは「行為に至ったときの気持ちは?」「今後多目的トイレをどう使う?」といった厳しい質問のほか、大みそか放送の『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』の年越し特番『絶対に笑ってはいけない大貧民 GoToラスベガス24時!』(日本テレビ系)での復帰報道についての問答が続き、会見は約100分にも及んだ。

「特に『笑ってはいけない』出演について、渡部は質問に“放送前の番組については私の口からは何も話せない”と繰り返すだけでしたが、取材陣からは“こちらもガキの使いで来てるんじゃないんですから”といった言葉も飛び出し、ネット上では“マスコミ側がやり過ぎなのではないか”といった声や、“集団いじめのよう”といった指摘もありました」(女性誌記者)

■「芸人は常識もない生き物」

 渡部の会見について、多くの芸人も言及している。

 12月6日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出演したハライチ岩井勇気(34)は謝罪の言葉ばかりを繰り返した渡部について「あれは人間味がないと思っていて。今思えばよくなかったということより、そのときどう思っていたのか。俺たちからしたら、あんなところであんな行為をするのは意味がわからない。女性はもっと意味がわからない」と指摘。

 一方で、“芸人”という存在について「そもそもなんで、芸人が誠実で常識的だってイメージになってんですか?」と疑問を呈する場面も。

 これに東野幸治(53)は「地上波に出たりとか、CM何本も抱えてたりとか、そういうところの“誠実でいなきゃいけない”って時代……」と応じたものの、岩井は「いや、全然違いますけどね。もっと不誠実だし、ズルいし、常識もない生き物だと俺は思ってますけどね」と持論を展開。

 そして「その落差がここまでのイメージダウンを生んだんじゃないかなって」と話すと、ダウンタウンの松本人志(57)も同意した様子だった。

■芸人コメンテーターからはレポーターへの批判も

 同日放送の『サンデージャポン』(TBS系)で、MCの爆笑問題太田光(55)は「渡部が倫理的に外しているんだけど、渡部にも人権はある。あいつは連続レイプ魔じゃない。レイプ魔だったとしても人権はあるわけで」とし、「そこまで踏み込むのと渡部がやったことの罪深さとどっちが罪深いのかなと考えると、俺は質問者のほうがモンスターだと思った」と指摘した。

 12月4日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)に出演した極楽とんぼ加藤浩次(51)は「渡部自身がその世界(芸能界)に戻るために選んだ会見だから仕方ない」としつつも、「ちょっと心ない質問というか、イラっとしたのは渡部を小馬鹿にするような感じの質問があった」と話し、「それ絶対ダメだと思う。なんでマウンティングしちゃってんの? 気持ち悪くねえか?」と指摘。

 芸能レポーターから「なんで早く会見をやらなかった?」という質問がされたことに、「関係ないよね、そんなの。渡部の判断なんだから」と渡部を擁護した。

 同番組ではハリセンボン近藤春菜(37)も渡部の会見について言及しており、「この報道に関しては、ご家族内、相方の児嶋さんと話し合うということで、(周囲は)何も言わなくていいんじゃないかなと思って見ていました」と、会見も必要がなかったのではと疑問を呈した。

■さんまも渡部を擁護!?

 12月4日の『ノンストップ!』(フジテレビ系)に出演したカンニング竹山(49)も「記者の方も、(渡部がすでに)仕事した、しないは別として“会見しないで仕事復帰する気だったんですか?”みたいなことを言うんですけど、それは当たり前のことじゃないから」と切り出し、「会見して仕事するのが法律でもセオリーでもない。これが当たり前になるっていうのが、今後まずいかなとは思います」と語った。

 同日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)で、土田晃之(48)は「あの会見を見ていて、いい気持ちがした人はいないと思います。渡部に対してもそうだし、芸能レポーターの人たちの質問に対しても」と指摘し、「“早めに会見すべきだ”と言うんですけど、僕は“このご時世で会見いるの?”と逆に思っちゃって」と会見の必要性に疑問を呈した。

 さらに12月5日放送のラジオ『ヤングタウン』(MBSラジオ))に出演した明石家さんま(65)は「(多目的)トイレが効いてるみたいで。2人は一応了解で多目的トイレで愛を確かめ合ったわけですから、多目的トイレで愛を確かめ合ったらアカンのか? って話なんですけども」と話したものの、その後「どうでしょう……」とトーンダウンする場面があった。

■渡部は「もうけもの」発言

「多くの芸人が渡部を完全に擁護するわけではないですが、会見の必要性や芸能レポーターの質問について批判を展開している印象です。ただ、芸能レポーター陣が総出で渡部を攻撃したように見えた一方で、今度は芸人たちが総出で“芸人仲間”の渡部をフォローしているように見える。視聴者、特に女性からはそれに強い違和感があるようです。世論ではまだまだ渡部への批判的は止みそうもありません」(前出の女性誌記者)

 会見後も、渡部に対しては「ずーと、女性関係にルーズでだらしなかったのだろう。だから反省もなく、会見も今頃それも復帰ありきで見え見え」「反省期間も短過ぎる、それ以上に観たくもない」といった厳しい声が多数上がっている。

 渡部への擁護にも受け取れる発言をする芸人が少なくない中、12月4日メイプル超合金カズレーザー(36)は、12月4日に出演した『とくダネ!』(フジテレビ系)で「謝罪の目的が明瞭じゃなかった。正直、今、渡部さんに不快感なり嫌悪感なりを抱いている層っていうのは、実害を受けているわけではないので、この謝罪会見をしたことで解消することってそもそも無理じゃないですか」と語った。

 そして「ただ今回の会見が、目的がなかったせいでグダグダになった。それで記者の方が堂々巡りで結果的に“渡部さんがかわいそう”って発信するグループが現れたのはもうけもの。プラスになるんじゃないですかね」と持論を展開したのだ。

■「短くも的確なコメント」が腑に落ちる

「数々の芸人が渡部擁護や会見の必要性、芸能レポーター批判を展開していますが、カズレーザーは一歩引いた目線で冷静に状況を見て、渡部サイド、マスコミサイド、視聴者の心理を分析していますよね。

 たしかに、視聴者の中には取材陣の質問に不快感を抱いた人も少なくありません。ただ、芸能レポーターサイドが生ぬるい質問ばかりして、なあなあの会見になっても渡部への批判は収まらなかったでしょう。だから徹底的にやったという部分もあったでしょうね。

 その結果、カズレーザーが言ったように、ネットには“渡部がかわいそうだったという感想しか思い浮かばないのは俺だけかな”といった擁護意見も出てきていますからね」(芸能記者)

 カズレーザーのコメントに対し、「カズレーザー氏の言うことが全てだわ。渡部氏に文句を言う連中は、会見が今だろうが、騒動の直後だろうが、10年後だろうが意見が変わる訳もないのだし、そこを納得させようとするのは労力の無駄」「カズレーザーさんはいつも冷静に客観的に意見言うので共感しています」「冷静だし、頭いいよね、この人。他の人の的外れだったり、どこかズレたコメントを聞いたり読んだりしてモヤッとした気持ちを、彼の短くも的確なコメントがいつもスルッと腑に落としてくれる」と同意や共感の声が多数寄せられている。

■“ポスト小倉智昭”はあのイケメン俳優?

 カズレーザーは2019年10月から『とくダネ!』に火曜スペシャルキャスターとして出演。今年10月からは金曜スペシャルキャスターにも起用され、週2回番組に出演している。

「以前から『とくダネ!』が来春終了することになると複数の週刊誌が報じていますが、やはり2021年3月に番組は終了することになるようです。現在は“誰にMCを任せるか”という最終局面にきているようで、ちょっと前の段階では、“フジテレビ上層部は石黒賢さん(54)を考えているのでは”という話が漏れ伝わってきていました」(制作会社関係者)

 石黒は2019年9月より月曜スペシャルキャスターとして『とくダネ!』に出演している。

「昨年9月に石黒さんを起用した段階で、現在『とくダネ!』でMCを務めている小倉智昭さん(73)の“後任として”という腹づもりはフジテレビ上層部にはあったのでしょうね。

 石黒さんは俳優として実績十分。爽やかなイケメンですし、好感度も高く、コメントのバランス感覚に優れていて、品もいい。さらに自宅はフジテレビのあるお台場にあるといいますから、通勤もスムーズですからね(笑)。そのため、“ポスト小倉”を見越してのキャスティングだったのではないでしょうか」(前出の制作会社関係者)

■カズレーザーはフジテレビにも忖度なしのコメント

 一方で、ポスト小倉に石黒以外を推す声もあるという。

「『とくダネ!』は、テレビ朝日の『羽鳥慎一モーニングショー』に世帯視聴率は長年負け続け、13~49歳のコア層の個人視聴率では日本テレビの『スッキリ』にボロ負けしているんです。どの局も今、ほしいのは若者の視聴率です。

 そう考えると新MCに73歳の小倉さんに代えて、54歳の石黒さんを起用しても状況は大きく変わらないのでは、という声もフジテレビ内部にはある。石黒さんがMCというのは、攻めのキャスティングではなく、安定感を求めた守りのキャスティングですよね」(民放キー局ディレクター)

 そんな中、新たなMC候補として名前が挙がっているのがカズレーザーだという。

「渡部さんのコメントにしてもそうですが、9月27日女優の竹内結子さん(享年40)が急逝し、元夫で歌舞伎俳優の中村獅童(48)さんのSNSに心無いコメントが殺到しているという話題を取り上げた際に、“残念ながらフジテレビはもう同じすねに傷を持っているので、自戒の念を持つべき”と指摘したことも話題を呼びましたよね。

 フジテレビとNetflixで放送されていた恋愛リアリティー番組『テラスハウス』に出演していた、女子プロレスラーの木村花さん(享年22)が5月23日に亡くなりましたが、彼女はSNS上のヘイト発言を苦にして命を絶ってしまったと言われています。カズレーザーさんは木村さんの一件を指して“フジテレビは自戒しなければならない”と、フジテレビを一喝したんです」(前同)

■カズレーザーがフジのAMをジャック!?

 このコメントに、ネットでは「本当にこうして、言うべきことを毅然と言える人は貴重だと思う」「この発言、一本筋通ってるね。フジの将来は、彼をどこまで使い続けられるかで見える気がする」といった賞賛コメントが殺到。

 前出の民放キー局ディレクターは言う。

「これまでインテリ芸人として数々のクイズ番組に出演し、『とくダネ!』でスペシャルキャスターを務めるなど、活躍を続けていますが、フジテレビ内部ではまだまだカズレーザーさんは“飛び道具的な芸人”という見方が強かったんです。

 ところが、『とくダネ!』での数々のコメントが賞賛を浴び、老若男女を問わず幅広い支持を得ています。打倒『モーニングショー』、打倒『スッキリ』を目指すのではあれば攻めのキャスティングを、“石黒さんよりカズレーザーさんでは”という声が出てきているというんです」

 そしてさらにこう続ける。

「実はフジテレビでは来春、『とくダネ!』と、そのあとの『ノンストップ!』をひとつにまとめて新番組を始めるという話が浮上しているといいます。そうなると新番組は8時からの3時間半の大型番組になる。

 フジテレビの午後、坂上さんが約3時間に渡り画面に出続けているように、フジテレビの午前中は、カズレーザーがずっと画面に出続けている、ということがあり得るかもしれませんね。今まさに最終調整が進められているとささやかれていますよ」(前同)

 来年4月、カズレーザーがフジテレビの午前の主役になる!?

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