『蛭子さん殺人事件』で再認識!「吾峠呼世晴超えの著名漫画家」蛭子能収にテレ東が惚れるワケ (3/4ページ)

日刊大衆

「『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』もそうですが、文句ばかり言っているうえ、旅番組なのに現地の名物ではなくカレーやかつ丼を注文したり、民泊ではなくただのホテルに泊まりたがったり(笑)。一歩間違えれば“ただの迷惑な人”ですが、蛭子さんがやると憎めないところがある。そういう部分が、視聴者や、撮れ高を欲するスタッフに好評なのではないでしょうか」(専門誌記者)

■蛭子さんはねずみ男

『芸能人に学ぶビジネス力』(マイナビ出版)などの著書を持つ作家の山田隆道氏は、14年12月の『東スポWeb』で、蛭子さんを『ゲゲゲの鬼太郎』に出てくる“ねずみ男”と評し、次のように語っている。

「ねずみ男って欲にくらんで鬼太郎の敵方につくことがありますよね。人間の心には善と悪が混在していて、誰しも人をねたんだりうそをついたりすることがあると思うんです。目の前に財布が落ちていて、1万円くらいならパクってしまおうかと思うくせに、1億円が落ちていたら盗むのが怖くなって警察に届けてしまう。蛭子さんも巨悪を成し遂げるほどの器ではなく、しょせん、“小悪党”だから視聴者の共感を得られるんです」

「もう10年以上前の話ですが、深夜番組の中でギャンブル系のゲームをしたんです。勝った人には本当に賞金10万円が贈られるとわかったら、蛭子さんは番組を盛り上げることも忘れてゲームに集中し、揚げ句の果てにイカサマ未遂が参加者にバレてしまいました。で、『何やってんですか!』ってみんなに突っ込まれたとき何て言ったと思います?『へへへっ』て笑ってごまかしたんですよ(笑い)」

■テレ東の文化にぴったりの人物だった。

 こうした人間臭さ、そしていい意味で芸能人ではなく、一般人に近い雰囲気を持っているのが、テレ東で重宝される理由ではないか、との声もある。

「『蛭子さん殺人事件』で再認識!「吾峠呼世晴超えの著名漫画家」蛭子能収にテレ東が惚れるワケ」のページです。デイリーニュースオンラインは、吾峠呼世晴ローカル鉄道寄り道の旅出川哲朗の充電させてもらえませんか?蛭子能収宮崎駿エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る